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事業戦略 環境変化への対応

環境変化への対応
 

経営環境は変わっているが、事業は現状維持でいいか?

前回、前々回の質問は、社内に関することでした。
今回は、経営環境に関する質問です。
事業は、「市場やお客様のニーズに応えること」と「市場やお客様のニーズを創り出すこと」で成り立っています。
これら2つのニーズは、環境によってドンドン変化していきます。
そこで、次の3つの質問に答えてみてください。
  • 現在の事業は、時代のニーズに合っているか?
  • 「誰に・何を・どのように」という、3つの基本を変える必要はないか?
  • 基本は変える必要がないとして、ビジネスモデル(儲かる仕組み)を変更する必要はないか?
 

既存のお客様で、これからも食べていけるか?

コロナ禍の前後では、企業行動も消費行動も変わったと言われています。
それに伴い、産業構造と市場構造が変化しています。
それ以上に、生活者としての価値観が大きく変化しています。
ドラッカーは、「お客様が事業である」と言っています。
そのお客様の価値観が変わっているのです。
お客様の価値観の変化を知るために、次の質問が重要になるのです。
  • あなたの会社のお客様の買い方に変化はないか?
  • 今までと同じ量・金額で買っているか?
  • 粗利益率は取れているか?
もし、変わりがなければ、これまで通りのお客様を相手にしたビジネスでも食べていけます。
 

「イエス」ならば根拠は何か?

・事業の内容は変える必要がない。
・お客様も現在のままでいい。
これが事実ならば、「イエス」が正解です。
ただし、「変化は既存のお客様以外から起こる」という現実は忘れないでください。
市場でのシェアから考えても、あなたの会社の市場シェアが50%以下ならば、非顧客のほうが多いことになります。
変化に敏感なお客様を対象にしているのであれば別ですが、そうでなければ既存のお客様以外から変化が起こると考えてよいでしょう。

たとえば、現在の産業構造と市場構造の変化は、アメリカと中国から起こる可能性が高くなっています。
そのアメリカと中国で、あなたの会社の商品・サービス・提供方法に関連する変化は、起こっていませんか。
起こっているとすれば、イエスの根拠がなくなります。
 

「ノー」ならばどうするか?

「ノー」であれば、すぐに手を打たなければなりません。
起こってほしいことは遅れて起こりますが、起こってほしくないことは、速めにやってきます。
ですから、対応には、交通標語の「まだ大丈夫は、もう危ない」を適用してください。
あわてて対応すれば損害が大きくなりますが、急ぐ必要はあります。
他社への追随はNGですが、環境変化への対応で参考になる会社はあります。
それを創造的にマネしましょう。

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2020/09/17

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