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ニッチ戦略 将来、どんな会社にしたい?

理想事業の設計
 

理想事業を設計する

利用しうる市場と知識から最大限の成果をあげるべく、あるいは、少なくとも、長期的にみて、もっとも有利な成果をあげるべく、「理想事業のモデル」(市場が望む事業)かスタートする。
理想企業の設計によって、企業活動の方向を設定することができる。
と同時に、活動と成果の双方について目標を設定することができる。
『創造する経営者』
 

ゴールがあるからがんばれる

あなたは、「とにかく、全力で走れ!」と言われたら、どのような反応をするでしょうか?
「なぜ、全力で走らなければならないのか」と考えますか?
それとも、言われたから全力で走ってみますか?
では、全力とはどのようなスピードのことなのでしょうか?
100メートル走と1万メートルでは、全力のスピードはまったく違います。
また同じ1万メートルでも、陸上競技場とアップダウンがあるクロスカントリーでも、まったく違います。
試合だけでなく、準備段階からしてまったく違います。
それは、100メートル走と1万メートルは、同じ陸上競技に分類されていますが、まったく異なる競技だからです。

このように、スポーツに置き換えるとわかりやすいのですが、小さな会社の経営者の多くは、「一生懸命にがんばれ!」としか言いません。
これでは、全力疾走と同じで、がんばりようがありません。
 

会社には目的と目標と計画が必要である

組織は二人以上で協働(同じ目的のために、力をあわせて働くこと)するための道具(仕組み)です。
力を合わせるためには、目的(なんのために働くか)を一致させ、目標(いつまでに、どのレベルに到達するか)共有しなければ、必要とする仕事の範囲と質と量がわかりません。
1人の会社であれば、目的と目標と計画が不明確でもなんとかやっていけるでしょう。
しかし、共同経営の場合や社員を1人でも雇うようになると、協働のために目的と目標と計画が必要になってきます。そうしないと役割分担ができないからです。
会社の生産性を上げるためには、すき間なく・重複しないように仕事を設計し、実行しなければなりません。
そのために必要になるのが目的と目標と計画なのです。
 

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2020/05/16

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