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商品開発の秘訣
顧客からの問い合わせに真剣に向き合う
オープンイノベーションとは、他社とのコラボレーションによってイノベーションを起こそうとするものです。このオープンイノベーションを供給サイドだけのコラボレーションで行おうとすると、失敗の確率が高くなります。
なぜならば、作りたいモノを作る可能性が高くなるからです。
オープンイノベーションで、もっとも簡単な方法があります。
それは、顧客から「答えをもらう」ことです。
たとえば、顧客から「こんなもの出来ないか」という問い合わせが入ったとします。
これは、「こんなモノがほしい」という顧客の満たされていないニーズにほかなりません。
あるいは、「こんなことができたらいいのに」という顧客の「つぶやき」や「愚痴」に真剣に取り組むことです。
「こんなモノがほしい」「こんなことができたらいいのに」という答えに対して、商品開発すればよいのですから、これほど楽な方法はないでしょう。
これが一社だけのニーズであればカスタマイズという形で付加価値の高い商品になります。
また、ほかにも多くの需要が見込まれるなら、商品のラインナップに追加できます。
いずれにしても、イノベーションを「顧客の満たされていないニーズに応える」というマーケティングとセットで取り組めば、絶望的にむずかしかったイノベーションの道が開けてきます。
なお、イノベーションには、必ずマネ防止策を織り込んでください。
最良のマネ防止策は、「めんどうくさそう」「そんなことして儲かるの?」「そこまでやりたくない」と他社に思わせることです。
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#ドラッカー #顧客の創造 #藤屋式ニッチ戦略
2023/04/11 |