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ドラッカーの生態的ニッチ戦略 024 ペルソナを設定する
対象顧客を特定する
事業は、「誰に・何を・どのように提供するか」で決まります。- 誰に:対象市場・対象顧客
- 何を:提供する価値
- どのように:商品と提供方法の設計、流通チャネル
順番で考えると、スムーズに仕組みができあがっていきます。
価値観が多様化した現在は、
- どのような人であれば、
- 自社商品や提供方法の価値を認めてくれ、
- 自社の望む条件で買ってくれるか、
を、トコトン追求しなければなりません。
そうしないと、過度の値引き要求があったり、不利な取引条件を押し付けられたり、不当な返品の申し出があったりするからです。
その自社の望む条件で買ってくれる理想的な顧客像が【ペルソナ】です。
たとえば、高級スポーツカーのフェラーリは、フェラーリ信者とも言うべき人たちを対象顧客にしていますので、値引き要求はゼロです。
ルイヴィトンやグッチなどのバッグを買う人も、おそらく「買うわ。で、いくらにしてくれるの?」とは言わないでしょう。
それは、理想的な顧客像を描いて、ペルソナのための、
- 商品の設計
- 提供方法の決定
- 店舗の立地の決定
- レイアウトを決定
- 接客のマニュアル化
- 社員教育
をしているからです。
=続く=
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