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ニッチ戦略 事業には儲かるための原則がある

事業の儲かる原則

 

儲かる市場で儲かる位置を確保すれば儲かる

マイケル・ポーターという経営学者がいます。
彼は、『競争戦略』という分野を打ち立てました。
そのなかで、「競争優位に立つには、『差別化』と『低価格』のどちらかの戦略がある」と言いました。
また、
「競争要因には、
  1. 新規参入者の脅威
  2. 仕入先の交渉力
  3. 販売先の交渉力
  4. 代替品や代替サービスの脅威
  5. 同業他社の存在
の5つがある。
これらの要因がない環境、あるいは弱い環境で事業を展開すれば儲かる」と言いました。

彼の考え方は、経営学の世界では「ポジショニング派」と呼ばれています。
簡単に言えば、「儲かる市場で、儲かる立場にいれば儲かる」というものです。
 

能力(強み)があれば儲かる

もう一人、経営戦略の大御所でジェイ・バーニーという学者がいます。
彼は、 「同じ市場にいても、儲かる会社と儲からない会社がある。つまり、それは、ポジションではなく、能力の違いから生じているからだ」 と言いました。
彼は「ケイパビリティ(能力、強み)派」の代表的学者です。
 

ニーズはあるが競争がない市場で強みを発揮すれば儲かる

ポーターとバーニーは、「ポジションが重要だ」「いや、ケイパビリティが重要だ」と言って、大論争を繰り広げました。
ニッチ先生は、「頭の良い学者は何と無駄な論争をするのだろう!」とあきれました。
なぜならば、「ニーズがあるが競争がない市場で、強みを発揮できれば儲かる」と考えているからです。
それは、ドラッカーが「特定の顧客(市場)が事業であり、強みが事業である」と言っていたのを知っていたからです。

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2020/04/29

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