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ドラッカーの生態的ニッチ戦略 011 商品の寿命を考える

ドラッカーの生態的ニッチ戦略 011 商品の寿命を考える

すべてのものには寿命がある

300年以上も続く京都の銘菓『八つ橋』や、カップヌードルのように50年近く売れ続け、しかも世界に出ていった商品があります。
その一方で、爆発的に売れたにもかかわらず、日本でのブームが2ヶ月足らずで終息したフラフープのような商品もあります。
栄枯盛衰は世の常です。ビジネスの世界も例外ではありません。
あなたの会社でも、現在の主力商品が、売れなくなる日が必ず来ることを考え、それに備えておく必要があります。

自社の商品たちは、ライフサイクルのどの位置にあるか?

人間は、自然死の場合、誕生、幼児期、少年期、青年期、壮年期、老年期を経て人生を終えるというライフサイクルがあります。
同じように、市場や事業や顧客、商品やサービス、流通チャネルや販促手段・媒体にもライフサイクルがあります。

商品のライフサイクルは、開発期、市場への導入期、成長期、成熟期、衰退期、廃棄・販売終了、6段階です。
ただし、すべての商品がこのサイクルをたどるわけではありません。開発期から廃棄に直行することもあります。
また、開発期、導入期から販売終了になることもあります。

たとえば、本は、書いただけ(開発)で出版までに至らないものがほとんどです。
運よく出版できたとしても、数週間、書店に置かれるだけの導入期で寿命を終える本もあります。
しかし、源氏物語にように千年以上も読み継がれている本もあります。

このように、ヒット商品は、業界や市場に関係ありません。良いものを良い、悪いものは悪いと考えてください。
なお、良い悪いの判断基準は、売れるか・売れないかです。このような視点で、自社の商品を、売れ行きの推移で、ライフサイクルのどの段階にあるか、判断してください。

=その続く=

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2020/01/26

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