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ニッチトップに立つ
大きければいいというものではない
優良企業であるかどうかは、規模(売上高や従業員数など)の問題ではなく、質(優良顧客数や財務体質など)の問題です。もちろん、規模が大きいほうが有利な事業もあります。
他方、ニッチな市場で、きめ細やかな対応をするほうが有利な事業もたくさんあります。
中小企業は、大企業の土俵で、大企業のルールで競争するのではありません。
自社の強みを活かせる市場で、自社の強みを活かした商品・サービス・提供方法を必要とする買い手と、自社の望む条件(価格や支払いサイトなど)で取引するのです。
そのほうが、ニッチトップに立てる可能性が大きくなります。
たとえニッチな市場でもトップに立つと、価格決定力が強くなります。
価格決定力を持つことが利益に及ぼす影響は計り知れません。
レッド・オーシャンのような競争環境で、優良企業になり・維持するのは大変なことです。
それよりも、特定の限定的なニーズに応える、なくてはならない存在になったほうが、魅力的な事業を築けます。
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2021/09/13 |