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ドラッカーの言葉13 既存のものを資源に変える

【ドラッカーの言葉】既存のものを資源に変える
人が利用の方法を見つけ経済的な価値を与えない限り、何ものも資源とはなりえない。
【イノベーションと企業家精神】(p.8)

地表に染み出る原油が経営資源になったのは、わずか150年前の話です。
それまでは農作物や飲み水などに悪影響を与えるだけの厄介物でした。
その原油をエネルギーに変えたのはイノベーションでした。

イノベーションは発明・技術開発だけを指すものではありません。
それでは、あまりに考えが狭すぎます。
現在の技術や商品の新しい用途を開発したり、既存の何かと既存の何かを併せて新しい何かをつくって利益に結びつける「すべてのモノやコト」が、イノベーションです。
AIやITなどのハイテク企業は目立つので脚光を浴びやすいものです。
しかし、ミドルテク・ローテクの日常的なイノベーションが社会の発展の大部分を支えていることを忘れてはいけません

たとえば、コンビニができた頃は、ハイテクとは無縁のものでした。
ミドルテクでもありませんでした。
しかし、社会の消費行動を変えてしまいました。
これも立派なイノベーションです。
また、伊藤園の『お~い お茶』、レナウンの『通勤快足』などは、商品名を変更することで、普通の商品を、爆発的なヒット商品に変えました。
これも経済的な成果をもたらしたという意味ではイノベーションでした。

【ドラッカー100の言葉】(藤屋伸二著、宝島社)より一部加筆修正

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2019/09/20

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