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ニッチ先生の見聞思 社長から経営者へ
社長と経営者は似て非なるもの
法律的には、届け出れば誰でも社長になれます。しかし、経営者には自動的になれるわけではありません。
また、経営者になったからといって既得権で経営者をずっと続けられるわけでもありません。
会社を存続されるためには、「継続的に利益を上げ続ける」という経営者としての資質と、持続的な努力が必要になります。
社長と経営者2つの定義
社長とは、会社における最高責任者の呼称(呼び名)です。一方の経営者とは、経営方針や戦略目標、経営計画を立案・決定し、修正をかけながら業績を上げる人の呼称です。
経営者に必要な資質
学者によって経営者に必要な資質の要素は異なりますが、ドラッカーは、「真摯(しんし)であること」と言っています。真摯と翻訳されていますが、原語では「integrity」です。
integrityを辞書で引くと正直・誠実・高潔・優れて誠実な人となっています。
ドラッカーは、真摯さの事例として、「人の弱みを無視して強みを活かす人」「冷笑家ではないこと」などをあげています。
わかったような、分からないような(苦笑
そこでニッチ先生は、仕事内容から見てみました。
そして、経営者としての真摯さは、
- 認識する・・・経営環境(ニーズ)の変化を読み取る
- 構想する・・・占有できる非競争の市場を創り出す
- 構築する・・・社内外の人を巻き込んで仕組み化する
- 運営する・・・業績が上がるまで徹底的に実行する
指示を受ける立場の社員は、構想力と構築力がなくても仕事ができることがあります。
しかし、会社の方向を決定し、戦略目標を設定する経営者に、構想力と構築力がなければ、会社の仕組みができません。
仕組みがないのは会社ではありません。
社長から経営者へ
経営者の仕事は多岐にわたります。それらの多くは、他の経営陣に移譲することも可能ですが、「会社の価値観の決定」と「将来を設計すること」だけは、誰にも移譲することができません。
この2つは経営者の専任事項だからです。
アフターコロナの影響で、今後、経営環境は変わってきます。
下請業者や出入り業者的な存在では、十分な粗利益率を確保することが難しくなるでしょう。
これからの経営は、ビフォーコロナの状態を復元することではありません。
異次元のビジネスモデルを創ることです。
それは、スポットライトで照らすように、特定市場(お客様やニーズ)に焦点を当て、商品や提供方法へのこだわりを表現することです。
そうすることで、粗利益率があがり、売上げも伸びます。
それが、生態的ニッチ(非競争の占有できる場所・空間=市場)戦略です。
ニッチ先生が主催する【藤屋式ニッチ戦略塾】は、理想事業を設計し、それを仕組み化する経営塾です。
何かが上手にできるようになるには、質が高い練習を反復するしかありません。
それは、会社経営も同じです。
藤屋式ニッチ戦略塾での反復練習が、戦略思考、マーケティング思考、イノベーション思考を醸成し、「理想とする粗利益(率と額)の会社」の経営者へと、あなたを導いてくれます。
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2020/07/27 |