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ニッチ戦略 対象顧客は金と時間をどう使っているか?
ペルソナの設定方法 簡易版
ビジネスでは、法人向け・個人向けにかかわらず、対象顧客の支出傾向を知ることが重要です。対象顧客を特定するために、マーケティングの教科書では、ペルソナ(理想的な顧客像)を設定しなさい」と教えます。
たとえば、氏名・年齢・性別・身体的特徴・収入/世帯収入・家族構成、学歴・居住地・職業・肩書・勤務先・業務内容・通信環境・利用デバイス(PC・スマホなど)・将来の目標などです。
しかし、私が主催する【藤屋式ニッチ戦略塾】では、ちょっと違う方法をとっています。
上記のような内容でペルソナを設定してもらうと、ペルソナ設定は手段にもかかわらず、いつの間にか、ペルソナ設定にのめり込みすぎて、ペルソナ設定が目的になってしまうことがよくありました。
ドラッカーは「対象顧客が金と時間をどのように使っているかが大事」と教えています。
その金と時間の使い方を決めるのが価値観です。
つまり、価値観が決まれば、金と時間の使い方、何を買うか、どのように買うか、いくらのものを買うか、どこで買うかもわかってくるというわけです。
そこで、【藤屋式ニッチ戦略塾】では、ペルソナの設定項目を、価値観と、それに基づく金と時間の使い方に絞り込んでいます。
これら3つが明確になると、ビジネスモデルを設計することが容易になります。
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2022/08/01 |