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ニッチ先生の見聞思:道程

ニッチ先生の見聞思:道程
 

切り拓く

今から40年ちょっと前、就活を始めたときに、商社への就職を希望していた私は、機械商社の山善さんの本社を訪問したことがありました。
応対してくださった人事部の方の印象が良かったので入社試験を受けることにしました。
しかし、同社とは縁がなかったのだと思います。

生意気だったニッチ先生は、一次面接官が気に食わないという理由で、二次面接を辞退しました。
今にして思えば「圧迫面接」だったのですが、当時のニッチ先生には、不快以外の何物でもありませんでした。
二次面接を辞退したことで、会社訪問したときに応対してくださった人事の方から、わざわざ電話を頂いたのに、翻意することはありませんでした。

しかし、山善さんの本社の壁に貼ってあった催事のポスターの【切り拓く】の文字が、妙に心に響いたことを、いまだに覚えています。
それ以降、【切り拓く】は、ニッチ先生の行動指針になっています。
 

切り拓くがニッチ先生の行動指針

文学青年(?)だったニッチ先生は、高校から大学にかけて、詩集なども読んでいました。
そのなかに、高村光太郎の詩集もありました。
彼の詩のなかで、「道程」と「あどけない話」(智恵子抄)がお気に入りでした。
ちなみに、「あどけない話」のほうは、今でも諳(そら)んじることができます。
道程
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
=高村光太郎=
2017年の8月、それまで慣れ親しんできた『ドラッカーの藤屋』の看板を外し、【藤屋式ニッチ戦略】の看板を掲げました。
それから【藤屋式ニッチ戦略】の「理論形成」と「方法論」を考えました。
しかし、これではブランド戦略として弱いと感じていました。
暗中模索を繰り返すなか、偶然にも【ペルソナイズ】という言葉に出会いました。
もっとも、必死で模索していて見つかったのですから、偶然ではなく、必然だったのかもしれません。
辞書を引くと、「名前をつけて占有すること」とありました。ペルソナイズの意味は、私がめざす「独自化戦略」そのものでした。
「これだ!」と思いました。

これだと思って看板に賭けた『ペルソナイズ』でしたが、わずか1年あまりで外しました。
そして、【藤屋式ニッチ戦略】に戻しました。
独りよがりは通用しないと分かったからです。
マーケティングの原則から見ても「市場が認知しないもの」が売れるはずがありません。
 

安定するために変わり続ける

しかし、「これでよし」と納得できるまで、「僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる」(切り拓く精神)で行きたいと思っています。
しかし、「これでよし」は、なかなか見つかりません。
したがって、ドラッカーをマネて、「もっとも良いビジネスモデルは次のモデル」を実践していきたいと考えています。
それでも、基本的には、
粗利益率をアップするために、非競争になるお客様満足の仕組みをつくる。そのお客様満足を武器にして新しいお客様を創る藤屋式ニッチ戦略
を普及することがニッチ先生のミッションだと思っています。

ニッチ先生が主催する【藤屋式ニッチ戦略塾】の、古くからい在籍してくださる塾生さんたちは、名称変更のたびに、「また、変えた」と、半ばあきれていたことでしょう。
しかし、「良いも悪いも、これが藤屋だ」と、ご理解(あきらめ?)とご支持を頂いてきました。
その代わり、「継続的に儲かる仕組みづくりを支援する」ことには、全力で貢献させて頂きました。
  • 継続的に儲かる仕組みづくりを支援する
  • 安定するために変わり続ける
この基本的な姿勢は、これからも変わりません。
新しい道を切り拓き続けるために!
 

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2020/06/26

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