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ニッチ戦略 価格でブランディングする
中小企業は高価格でブランディングする
コモディティ商品を差別化する方法の3番目は、「価格でブランディングする」です。世界1の小売業は、アメリカに本社を置くウォルマートです。
同社のコンセプトは、「エブリデイ・ロープライス」(毎日、圧倒的な安売りをすること)で、低価格でブランディングしました。
反対に、アイスクリームのハーゲンダッツ、チョコレートのゴディバなどは高価格でブランディングしています。
しかし、中途半端な価格だと価格でブランディングすることはできません。
したがって、価格でブランディングするときは、高すぎるか、安すぎるかのどちらかを選択しなければならないのです。
ただし、中小企業が安すぎる価格で利益を出すことはできませんので、高すぎる価格のほうを選んでください。
こだわりが強い顧客の問題を解決する商品や提供方法にすると、それが嗜好品になりますので、価格はそれほど気にならなくなります。
逆に、高いからこそ商品や提供方法に価値があるというイメージが出てきます。
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2022/09/05 |