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ぴよぴよドラッカー教室 017:高度の競争社会へ

高度の競争社会になるのは、「知識はマネされやすく普及しやすいので、他市場への新規参入が可能になる」からです。

◆格差社会の拡大◆

基本的に、知識(ノウハウ、知恵)は、それを使う人の頭の中にあります。 頭の中が仕事場ですから、それを使ってできる仕事ならば、業界や企業は問いません。 また、終身雇用が崩れ、転職への抵抗感が希薄になりつつあります。 さらに、必要な二次データはほとんど無料で入手できます。 また、経済の成熟化から、産業の境目もあいまいになりつつあります。 このような理由で、あらゆる産業への参入障壁が低くなり、競争が激化しているのです。 また、知識労働は肉体労働と異なり、長時間労働も可能です。 働く人とそうでない人の能力と所得は、ますます開いてきます。

◆勝ち残るか淘汰されるか◆

情報化社会の進歩のスピードは、日進月歩です。 秒進分歩という人もいるくらいです。 ですから、瞬間的にトップに立てても、次のステージでトップに立てるとは限りません。 したがって、現在は、ゴールの見えない道のりを、ひたすら走らされているようなものです。 そうした状況で業績を維持・発展させようと思えば、休みなく働かざるを得ません。 そのため、過去にないほどのストレス社会でもあります。 だからといって、「自社はほどほどでよい」という考えは通用しません。 一極集中するビジネス社会の中では、勝ち残るか、淘汰されるかの二者択一しかないのです。
2019/09/20

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