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ニッチ戦略 すべての市場にニッチな市場が隠れている

すべての市場にニッチな市場がある
 

どんな市場も複数のニッチ市場に分解できる

そもそも、市場というのは、すべて小さなニッチの集まりです。
小さな支流が集まって大河になるようなものです。
たとえば、自動車市場は、商用車・乗用車・特殊車両に分けることができます。

そのなかで、乗用車は、大型車・中型車・小型車・軽自動車に分けることができ、さらに、用途別・スタイル別・価格別に分けることができます。
このような小さなニーズに対応した市場の集まりの総称が自動車市場なのです。
 

巨大市場にあるニッチ市場の事例

富山県に光岡自動車株式会社という会社があります。
同社のホームページによると、2021年12月期の開発自動車(メーカー部門)の売上は30億円弱にすぎない、日本で10番目の自動車メーカーです。

自動車は量産品というのが常識ですが、同社の車は量産品ではありません。
なんと、1日に1台しか製造していないそうです。こうしてつくられた個性的なクルマを求める顧客に支えられています。
このような非効率でめんどうくさい市場には、トヨタやホンダのような大手の自動車メーカーはぜったいに進出してきません。

また、クルマを買うときに、トヨタにしようか、ホンダにしようか、光岡自動車にしようかと考える人もいません。
光岡自動車の車をほしがる人はマニアックな人たちだからです。
このような顧客に支えられて、納品までに数か月待ちの状態が続いているそうです。
つまり、同社は代替商品がないオンリーワンの市場を手にしているのです。

トヨタのような巨人のいる自動車市場でも、このような状態をつくり出すことは可能だということを光岡自動車は示しています。
量産品が常識の自動車業界でもオンリーワンが可能なのですから、あなたの会社が対象にしている市場でも、十分、独自化(オンリーワン)は可能ですよね!

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2022/08/04

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