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製品開発の4つの手法

製品開発の4つの手法
 

「なぜ気づかなかったのだろう」が最高の褒め言葉!

あなたは、新しい製品やサービスを見て「なぜ、今まで思いつかなかったのだろう?」とショックを受けた経験はありませんか?
これは、着想・発想の転換だけで製品開発ができた証です。

実は、このような「なぜ思いつかなかったのだろう」という言葉は、製品開発にとって最高の褒め言葉なのです。
製品開発は、単に技術開発や想像力の有無ではありません。
既存の概念や枠組みにとらわれずに、問題意識を持つかどうかで決まります。
そして、その変化は、私たちの「常識」や「当たり前」を覆し、新たな価値を生み出すのです。
 

製品開発の4つの手法

では、どのようにすれば、そんな「なぜ気づかなかったのだろう」と思わせるような製品開発できるのでしょうか?
今回は、ドラッカーのイノベーションの手法を基に、製品開発の4つの手法をご紹介します。
 

創造的模倣

既存の製品やサービスを参考にしながら、新たな価値を生み出す手法です。
たとえば、スマートフォンのカメラ機能は、従来のデジタルカメラの機能を参考にしながら、小型化や多機能化を実現しました。
 

用途開発

既存の製品やサービスを、全く異なる用途に転用する手法です。
ダイソンの掃除機は、「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」として、爆発的に売れました。
この掃除機の特徴であるサイクロン技術は、すでに工業用の装置では当たり前のように使われていました。
しかし、家庭用の掃除機にサイクロン技術を応用したのはダイソンが初めてでした。
 

新結合

まったく異なる分野の技術やアイデアを組み合わせる手法です。
たとえば、GPSとスマートフォンを組み合わせることで、位置情報サービスが生まれました。
 

ニッチシフト

特定市場向けにつくった既存の製品を、別の市場で販売する手法です。
たとえば、今日、100万個以上売れているシュレッダーバサミは、発売当時は刻み海苔をつくる食品加工用として開発されましたが、用途が限られていたため、あまり売れませんでした。
しかし、ある人が少量の書類を裁断することに使ったことを知り、文具市場にニッチシフトしたことで大ヒットにつながりました。
 

「なぜ気づかなかったのだろう」を生み出すために

これらの手法を効果的に活用するためには、日頃からアンテナを張り、貴社の業界や市場以外の情報にも目を向けることが重要です。
そして、何より大切なのは、行動することです。
アイデアを思いついたら、すぐに実行に移し、試行錯誤を繰り返すことで、より良いアイデアにたどり着くことができます。
 

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2024/12/24

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