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ニッチ戦略 ニッチトップに立つ方法
市場を創った者がニッチトップに立つ
これまでのブログで独占市場をもつ重要性を述べてきました。そして、そのための商品開発の必要性を、あなたも理解できたと思います。
それなのに残念なことが起こります。
ニッチなニーズに応えて新しい商品を開発したのに、開発した商品を既存の市場で売ってしまうのです。
たとえば、サンドイッチのひとつに野菜サンドがあります。
ローソンが開発した春巻き風の皮で野菜を包む商品があります。
その商品名を既存のサンドイッチ市場やサラダ市場とは一線を画した「片手で食べるサラダ」としました。
このネーミングによって、サンドイッチ市場よりもサラダ市場に近くなりました。
サンドイッチは手にもって食べますので、「春巻き風のサンドイッチ」にすぎません。
しかし、「片手で食べるサラダ」にすると状況は一変します。
サラダはお箸やフォークを使って食べますが、「片手で食べるサラダ」は手にもって食べられますので、お手軽感を強調できます。
つまり、「片手で食べるサラダ市場」を開発したことになります。 たぶん、このような商品を開発した会社は多数あると思います。
しかし、それらの会社は、商品を開発しましたが、市場を創ることはしませんでした。
そのため、「片手で食べるサラダ市場」でブランディングできたローソンが、しばらくの間はニッチトップの座を維持できるでしょう。
一言で言い表せる会社になること
前述した「片手で食べるサラダ」は、消費者が、「どのような商品か」をイメージできます。それは、「名は体を表す」からです。弊社は、個人事業のころは事業所名を『藤屋マネジメント研究所』としていました。
ニッチ先生がドラッカーをコンサルティング理論のベースにしているからです。
しかし、法人に改組したときに、現在の『藤屋ニッチ戦略研究所 株式会社』に変更しました。
それ以前からニッチ戦略に絞り込んでいましたので、「中小企業に藤屋式ニッチ戦略を普及するという」事業目的をそのまま社名にしたのです。
これだと、弊社が何をしている会社がすぐにわかります。
したがって、コンサルタントの会社ですが、ニッチ戦略に関心がない方がホームページを訪問することも、電話でのお問い合わせもありません。
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2020/05/13 |