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経営者の正しい思考法

経営者の正しい思考法
 

まず、正しい質問を覚える

答えは覚えるものではなく、発見し、日々、改善していくものです。
したがって、まず、やるべきことは、答えを暗記するのではなく、答えを導き出す公式(正しい質問)を知ることです。

私たちは、学校教育で、算数や数学で問題を解くときに、まず、覚えている「公式」のなかから、どの公式を使うかを考えました。
そうして、適切な公式が見つかれば、あとは、その公式を使って、問題にある数値を当てはめていけば、その問題が解けました。
会社経営も同じで、いくつかの自問自答をすることで、やるべきことが見えてきます。 その公式は、考える手順と言い換えることもできます。
それは、
  • 自問自答の目的は何か?
  • いつまでに、どのような状態にしたいのか?
  • どのような要件が必要か?
  • もし、何もしなければ何が起こるか?
です。
 

すぐに正しい答えを求めようとしない

業績が良くない経営者ほど、課題や問題が発生すれば、すぐに答えを探しはじめます。
しかし、その段階で答えを探しても応急処置の答えしか見つかりません。
それでは、同じような問題や課題が次々に発生するだけです。
たとえば、未来の自動車を考えるとき、自動車そのものから考えると、自動車が主役になります。
しかし、自動車を「交通機関」という観点から考えれば、一つの部品にすぎません。
したがって、交通機関という全体像から考えるほうが、はるかに大切なことがわかります。
つまり、「そもそも自動車とは、何か?」と質問してみるのです。
そうすると、少なくとも、答えをもとめる範囲が現在よりも広く、あるいは、深くなければならないことに気づきます。
私たちは、「正しい質問をしなければ、状況を抜本的に変えるような正しい答えを導き出すことができない」と認識すべきです。
 

正しい質問とは、常識・前提を疑うこと

原理・原則と常識・前提条件はちがいます。
原理・原則は、ある程度、不変ですが、常識・前提条件は変化していくものです。
その変化していくものを「物差し」(判断基準)にしても、正しい答えを導くことはできません。
それは、伸縮自在のゴムを物差しに使うようなものです。

現在の経営環境は、数百年に一度起こる知識革命の真っただ中にいます。
ちなみに、前回の知識革命は18世紀後半に起こった産業革命であり、その前の知識革命は、15世紀の印刷機の発明でした。
 

考えることが経営者の仕事の本質

まず、「自社では、誰が経営者の仕事をすべきか?」を考えてみてください。
あまりに当たり前のことですが、案外、一般論とは違う答えが出てくるかもしれません。
また、あなたが現在している仕事は、「あなたでなければできない仕事なのか?」を、自問自答してみてください。
あなた以外でもできるけれど、現状ではやらざるをえないのであれば、「どのような状況をつくれば、やらなくて済むのか?」を考え、それを実現する工程を考えましょう。
以上述べたことが、経営者の正しい思考法です。
 

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2020/05/24

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