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ニッチ先生の見聞思 極める
極めようとすると謙虚になれる
ものすごく狭い範囲を極めた人、たとえば、名人と言われるようなモノづくり(陶芸、木工細工、和紙など)の人たちは、その分野に対して非常に謙虚です。やればやるほど、自分の限界を知り、その限界を打破しようと、日々、正面から向き合っているからでしょう。
また、10代半ばから、学校教育もロクに受けず、朝から晩まで50年、60年木彫りの工芸品を続けているだけなのに、哲学者のような人生観や認識力を持っている人もいます。
極めるとは、「本質を知ること」なのですね。
1つ知ると知らないことが2つ現れる
ニッチ先生は、藤屋式ニッチ戦略を極めたいと考えています。極めると、経営の本質が分かるのではないかと、自分自身に期待しているからです。
名人たちには遠く及びませんが、270回以上、ドラッカーの著書を読んでいます。
以前、主催している藤屋式ニッチ戦略塾のある塾生さんに、「言うたびに回数が増えていますね」と、法螺(ほら)話が膨らんでいくようなニュアンスで揶揄(やゆ)されたことがありますが、現在でも繰り返し読んでいますので、当たり前のことだと思っています。
なぜ、繰り返し読むのか。
それは、ニッチ先生にとってのドラッカーは、「基礎プレー」だからです。
スポーツ選手や演奏家が、毎日、基本を反復練習するように、ニッチ先生も基本を反復練習しているだけです。
ドラッカーを始めて21年以上過ぎましたが、今でも読むたびに新しいことを発見します。
それに付随して分からないことも新たに出てきます。
単に、頭が悪いだけかもしれませんが、ドラッカーは読めば読むほど、知れば知るほど、分からないこと、できていないことが見つかり、とても「ドラッカーを極めた」とは言えなくなります。
ソクラテス(ギリシャの哲学者)の言う「無知の知」(知らないということを知っている)と言うやつです。
ですから、謙虚にならざるを得ないのだと思います。
ドラッカーだけ学びなさい、ニッチ先生から学びなさい
ニッチ先生は、中小企業診断士の受験勉強、大学院での勉強、その後の読書などを通じて、経営学の勉強は一通りやってきました。中小企業対象の経営コンサルタントのなかでは、経営学を体系的に勉強したほうだと思います。
そうして言えることは、本物の経営学を徹底的に学んだほうが、あれこれ「つまみ食い的」に勉強するよりも、はるかに使い物になるということです。
その本物の経営理論がニッチ先生にとっては、経営理論を体系的に学べるドラッカーです。
単に、「ニッチ先生がドラッカー好きだから」というのではありません。
「良い理論ほど実践的なものはない」と言われているように、ドラッカーは本当に実践的なのです。
ちなみに、決して他の経営理論が「にせもの」と言っているわけではありません。
他の経営理論が使いづらいのは、部分的な理論だからです。
経営全般を学ぼうとすれば、他の理論も学ばなければなりません。
他の理論との併用は、パッチワークのようになって、意匠としてのデザイン的には良いかもしれませんが、経営の実践には矛盾が生じるところがあります。
ですからニッチ先生は、経営理論は「ドラッカーだけでいい」と考えています。
しかし、ドラッカーをそのまま適応するには、少し無理なところもあります。
そこで、中小企業向けにアレンジしたのが藤屋式ニッチ戦略です。
藤屋式ニッチ戦略は、ドラッカーの経営理論がより実践的になるように、他の理論も取り入れています。
とくに、ワークシートをつくるときは参考にしています。
と言うのも、ドラッカーには図表がほとんどないからです。
したがって、中小企業の経営者がドラッカーを学びたいときは、ニッチ先生から学ぶほうが、他の誰から学ぶよりも実践的だと自認しています。
そのドラッカーをベースにした藤屋式ニッチ戦略を反復して学べるのが下記の藤屋式ニッチ戦略塾です。
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2020/07/10 |