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適正価格と適性価格 御社はどちら?

適正価格と適性価格
 
生成AIの「チャットGPT」と「Gemini」に、「適正価格」と「適性価格」の違いを聞いてみました。
両方の違いは表現の違いで、その意味するところはほとんど同じでした。
しかし、Geminiのほうが分かりやすかったので、それを基にメルマガをつくりました。
 

適正と適性の違い

適正とは、適当で正しいこと。
基準や規範などに基づいて判断されるものです。

他方の適性とは、ある物事に対して、性質や能力が適していること。
主観的な判断に基づいて評価されるものです。
 

適正価格と適性価格の違い

◇適正価格とは、
客観的な基準に基づいて算出された「妥当な価格」です。
たとえば、原価、製造コスト、市場価格などを考慮して算出された価格です。

◇適性価格とは、
その商品に対して、「買い手が支払ってもよいと感じる価格」です。
主観的な判断に基づいて評価されるものです。
たとえば、商品のブランド価値、希少性、個人の好みなどを考慮して判断される価格です。

一般的に、適正価格の方が適性価格よりも低い傾向があります。

これは、適正価格は商品の価値をできるだけ客観的に評価しようとするのに対し、適性価格は個人の主観的な評価も考慮するためです。
 

適正価格と適性価格の使い分けの事例

この商品の適正価格は1万円ですが、適性価格は人によって異なります。
適正価格を維持することが重要ですが、顧客の適性価格を理解することも大切です。
適正価格と適性価格のギャップを埋めるために、マーケティング活動が重要になります。
 

Geminiのまとめ

適正価格と適性価格も、商品の価値を評価する言葉として使われますが、その基準が異なります。

◇適正価格とは、客観的な基準に基づいて算出された「妥当な価格」です。

◇適性価格とは、その商品に対して、買い手が支払ってもよいと感じる価格で、主観的な判断に基づいて評価されるものです。
 

原価、製造コスト、市場価格に客観性はあるか?

ここで問題になるのが、客観的な基準としている原価、製造コスト、市場価格などです。

日本人は、設備・施設・道具などのハードにはお金を出しますが、ノウハウ・スキルなどのソフトにはお金を出そうとしません。

つまり、客観性があると思われている原価には、差別化された製品や提供方法を生み出すノウハウ・スキルの開発・修得にかかった長期にわたる時間・人件費などのコストが織り込まれていないのです。

今日では、ノウハウやスキルのほうが、「はるかに価値が高いにもかかわらず」です。

私は、情報社会において中心となるノウハウ・スキルの修得費を含まないコスト(原価)計算には客観性はなく、旧態依然とした主観的なコストの算出方法の1つだと考えています。
 

適正価格から適性価格に移行する

日本の価格設定の背景にあるのは、発展途上国から先進国を目指した頃の国際競争力のコンセプト、「良いものを、より安く」が色濃く残っています。

しかし、すでに先進国になった今、このコンセプトは通用しません。
コスト競争力では、先進諸国からノウハウ・スキルを導入している発展途上国には敵わないからです。

にもかかわらず、「良いものを、より安く」を追い続けていることが、低賃金、国際競争力の低下をもたらしています。

こうした状況を是正して、中小企業が、本来、得られるべき利益を得られるように支援したいと考えています。

主宰している【ニッチトップ戦略塾】では、ほぼ、すべての塾生さんに「値上げ」を求めています。
その値上げ幅は、業界の常識を大きく上回る水準です。
それは、ほぼ、すべての塾生さんが適性価格になっていないからです。
 

適性価格に移行する方法

私の専門分野であるニッチトップ戦略の視点で、非競争・弱競争の市場に移行すると、「価格の適性化」を実現することができます。

それをコンパクトにまとめたのが、【価格改定の講義資料セット】です。
これは、セミナーやコンサルティング資料として作成しましたが、価格改定の対象は中小企業です。

資料は下記の4点セットになっています。

◆パワーポイントのレジュメ(58枚)

◆ワードの講義台本(60ページ)

◆エクセルのワークシート(記入例付き)

◆セミナー講義の見本動画(約1時間50分)

この資料を使って、適正価格から適性価格に移行して、提供価値に見合った利益を確保してください。

詳しくは、弊社のランディングページ(ここをクリック)でご確認ください。
 
2024/06/25

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