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ぴよぴよドラッカー教室 014:IT社会へ
ITは、時間・距離を縮め、仕事のプロセスを変える
◆考えることが仕事の本質になる◆
道具が変われば、仕事自体や仕事のレベルが変わってきます。
道具を使用したことが、人間と動物が別れた理由でもあります。
そうした意味で、ITは思考とコミュニケーションと仕事のやり方に関わる道具ですから、ビジネス環境を一変させるものだと言えます。
距離と時間が短縮するため、「顧客」が変わります。
また、「新しい商品」(サービス)を生み出します。
さらには、ネット販売のように「流通ルート」も変わってきます。
あるいは、「計算」「記憶力」「通信」に強いため、仕事のやり方も根底から変わります。
人はルーティンワーク(定型業務)から解き放たれ、どのような事業や業務を行うか、データをどのように活用し、どのようなビジネスを展開するかが主な仕事になってきます。
◆ITは「T」から「I」へ◆
黎明期(れいめいき)のIT社会は、「T」(テクノロギー:技術)が中心でした。
しかし、今後も「T」は進化していきますが、ITの軸が「T」から「I」(インフォメーション:情報・内容)へ移行しています。
日本のインターネットの普及率は2017年には83.5%に達しています。
ですから、ビジネスを展開するうえで、ITと無関係な事業は、ありえないと認識してください。
そのうえで、ITをどう使うか? どう使わないかを考えなければなりません。
2019/09/20 |