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ニッチ戦略 対象顧客を特定すると生産性が上がる
満たされていないニーズに応える
主宰している藤屋式ニッチ戦略塾のある塾生企業さん(原材料の製造販売)の事例です。同社は、たいへんめんどうくさいうえに、業界の常識では儲かりそうにない「遠距離・少量」「営業マンの現場下見」「時間外への対応」を求める顧客に焦点を絞りました。
ちょっと考えると、効率が落ちるように思えますが、出荷量が増え、粗利益率が上がったため、業績が伸びています。
つまり、どんなに面倒臭いことでも仕組み化し、それに見合う価格設定をすれば、非競争の市場を手に入れることができるので、継続的に儲かる仕組みになるというわけです。
ただし、楽(らく)して儲かりたい人にはお勧めできない方法(ニッチ戦略)です。
なお、同社は従来からの面倒臭くない大口顧客からの受注も継続できていますので、出荷量は4年前の2倍超で同業他社の増加率を大幅に上回っています。
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2022/07/27 |