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ドラッカーの生態的ニッチ戦略 022 市場での位置づけ
事業の特徴を鮮明に打ち出す
ドラッカーは、市場のセグメンテーションと市場でのポジショニングは、経営方針のようなものだと述べています。
そのポジションとは、市場での位置、地位、スタンス、特徴を指します。
ポジショニングをネット検索すると、
「自社のビジネスや特定ブランドを顧客のニーズに合わせると同時に、競争企業あるいは競争ブランドと十分に差別を行いながら顧客の記憶のなかにユニークに位置づけること
=中略=
競争が激しいほどポジショニングが要請され、これによって直接的な競争を避け、自社ビジネスやブランドの明確なイメージの訴求が可能になる」(ブリタニカ国際大百科事典)
となっています。
このようなことから、私はポジショニングを、「市場の細分化で満たされていないニーズを見つけて、特定の市場に焦点を絞り込み、その市場で特徴を打ち出すこと」と定義しています。
ときどき、「選択と集中」という言葉を聞くと思いますが、集中という表現はあいまいなので、ターゲティングやフォーカスすると言ったほうが、対象市場を絞り込むイメージが出てきます。
しかし、対象市場、対象顧客を絞り込むのはリスクがありそうで、ほとんどの会社が十分に絞り込めていないのが現状です。
でも、そんなことはありません。フォーカスしないほうのリスクのほうが圧倒的に大きいのです。
=続く=
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