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競争から抜け出す「藤屋式ニッチシフト型・市場開拓」入門

こんな悩みはありませんか
- 技術力はあるのに利益が出ない
- 営業努力をすれば価格競争に巻き込まれるばかり
「今の市場を疑ってみませんか?」
中小モノづくり企業にとっての成長戦略は、「新しい商品をつくること」だけではありません。
むしろ、「今ある強みを、より価値を認めてくれる市場にシフトすること」が、最も実行可能で、成果が出やすい成長戦略の第一歩です。
この考え方を体系化したのが、私が提唱する「藤屋式ニッチシフト型・市場開拓」です。
藤屋式ニッチシフト型・市場開拓とは?
中小モノづくり企業が、自社の強み(=コア技術または市場の知識)を活かして、競争の激しい既存市場から脱却し、より価値が認められる“隣接市場”へとポジションを戦略的にずらすことで、高収益体質への転換を図る実践的成長戦略です。この発想は、ピーター・ドラッカーの原則、「成果の出る多角化は、共通の技術または共通の市場知識を基盤とすべきである」に基づき、ゼロから始める新規事業ではなく、“強みの再認識”による現実的な市場開拓を意味します。
「ドラッカー思考×ニッチトップ志向」がベースにある
この戦略の背景には、私の中核となる思考軸があります。- ドラッカー思考=顧客起点・基点で事業を再定義・再設計する
- ニッチトップ志向=特定市場で唯一or圧倒的に選ばれる存在になる
3つのタイプで考える“ずらし方”
- ニッチ市場特化型:対象市場を絞り込む ⇒ ニッチ化による差別化/価格競争からの脱却
- 隣接市場移動型:類似市場にポジションをずらす ⇒ 強みがより高く評価される市場に展開
- 用途転換型:技術の用途を再定義して市場変更 ⇒ 新しい用途での価値創造/高粗利市場への転換
実践に向けた第一歩
こうした「市場を変える視点」を得ただけで、価格交渉のストレスが激減し、粗利率が10%以上改善した企業が多数出ています。その実例とフレームワークをまとめたのが、私の新刊です。
『ドラッカーに学ぶ 中小モノづくり企業のためのニッチトップ戦略』(日経BP)
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さらに、自社に応用したい方のために、本書に対応した【入門セミナー】も開催しています。- 自社の強みを明確にしたい
- 市場の“ずらし方”のヒントが欲しい
- 高収益化の設計図を描きたい
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2025/05/27