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すべての商品で売上と利益を上げようとしていないか!
「主力商品」と「補助商品」の関係
商品には、売上と利益を稼ぐ事業の中心になる商品と、その商品をサポートするための補助的な商品があります。あるいは、本当に買ってもらいたいバックエンド商品と、客導線の入り口にあたるフロントエンド商品があります。
ドラッカーは、前者を「主力商品」、後者を「補助商品」と位置づけています。
「主力商品」は売上も利益も大きい商品です。
一方の補助商品は、その商品で利益をあげるというより、主力商品の販売に貢献する販売促進的な役割をもっています。
たとえば、ジレットの安全カミソリの本体は、替え刃を売るための補助商品です。
また、スマートフォンの本体は、使用料を得るための補助商品ととらえることもできます。
さて、貴社では商品群を、このように明確な位置づけをしているでしょうか?
それとも、すべての商品で売上と利益をあげたいと考えているでしょうか?
その場合、貴社にとって利益につながる価格が、顧客にとってコストになりますが、賢い顧客がその価格を受け入れてくれるでしょうか?
その点を考慮すると、主力商品と補助商品では、設定する価格も違ってくるはずです。
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2022/08/26