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ドラッカーの生態的ニッチ戦略009 変化への対応は歴史から学ぶこと
現在も大きな変革期の1つにすぎない
マスコミでは、「現在ほど変化が激しい時代はない」と言っています。あなたも、そう思っているかもしれませんね。
しかし、それは、本当でしょうか?
たとえば、1875年から1925年までの50年の間に、アメリカでは次のような変化がありました。
- はじめて電灯がつき、電気の力で、工場や家庭生活が一変した
- 市電が発明され、それまで馬車で丸1日かかっていたところへ、わずか20分で行けるようになった
- ミシンの発明で、既製服が大衆にも買えるようになった
- 電報・電話・ラジオが発明された
- 鉄道が発明され、行動範囲が劇的に広がった
- 飛行機が発明され、商用利用されるようになった。それにより、行動範囲がさらに広がった
- 高速道路が整備され出した
- 農業で機械化が始まった
- IBMが最初の電気式計算機を開発した
- 大量の移民がやってきて都市の形を変えた
- 近代的な広告やブランド(コカ・コーラ、コダック、フォードなど)が発展した
この150年から100年前の変化は、現在の変化よりも大きかったと考えるべきでしょう。
歴史的に見れば、
- 灌漑(かんがい:用水路や排水路、ため池やダムなど)ができたとき
- 鉄が発明されたとき
- 文字が発明されたとき
- 印刷機ができたとき
- 蒸気機関ができたとき
つまり、現在のような変化は、人類が過去に何度も経験したことがある大きな変革期の1つなのです。
と言うことは、今の変化への対応は、歴史から学ぶことができるということです。
=続く=
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