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「大阪のおばちゃん」はブランド?

あなたは、「札幌のおばちゃん」「東京のおばちゃん」「長崎のおばちゃん」と聞いて、「どのようなおばちゃん」か、イメージできますか?
その地に親戚がいれば、「親戚のおばちゃん」を連想する程度ではないでしょうか?
ところが、「大阪のおばちゃん」と聞けば、独特なキャラクターと行動力でブランディングできていると思います。
「大阪のおばちゃん」の主なイメージですが、
- 明るく元気で、おしゃべり好き:誰とでもすぐに打ち解け、積極的に話しかける。時には、話が止まらなくなることもある
- 世話好きで人情に厚い:困っている人を見ると、放っておけない。飴ちゃんを配ったり、積極的に人に話しかけたり、世話を焼いたりする
- パワフルで行動力がある:自分の意見をはっきりと主張し、行動に移す。値切り交渉なども得意な人が多い
- ヒョウ柄の服を好む:派手なファッションを好み、特にヒョウ柄の服を愛用する人が多い
- 飴ちゃんを常備している:「飴ちゃんあげる」が、大阪のおばちゃんの代名詞ともいえるほど、飴を持ち歩き、人に配る習慣がある
などですね。
その源泉は、
- コミュニケーション能力の高さ:初対面の人ともすぐに仲良くなれる、親しみやすさ
- 行動力とバイタリティ:常にエネルギッシュで、周りを元気にする力がある
- 人情味あふれる優しさ:困っている人を助けずにはいられない、温かい心
などです。
これを、「○○と言えば××」という中小企業のブランディング風に表現すると、
- 明るく元気で、おしゃべり好きなおばちゃんといえば「大阪のおばちゃん」
- 世話好きで、人情に厚いおばちゃんといえば「大阪のおばちゃん」
- パワフルで、行動力があるおばちゃんといえば「大阪のおばちゃん」
- ヒョウ柄の服を好むおばちゃんといえば「大阪のおばちゃん」
- 飴ちゃんを常備しているおばちゃんといえば「大阪のおばちゃん」
となります。
いかがでしょうか?
「大阪のおばちゃん」は、単に固定化された単純なイメージではなく、「大阪の文化や人々の気質を象徴する存在」といえるのではないかと思います。
そうだとしたら、人口では47都道府県の3位ながら、「おばちゃんブランド」ではトップに立っており、ニッチトップ・ブランドだといえます。
要するに、市場の定義次第で、どのような分野でもニッチトップに立てるということです。
貴社も対象市場をニッチに絞り込めば、そのニッチ市場でニッチトップに立ち、ブランディングすることで「経常利益率10%超を実現するために、粗利益率向上&新たな顧客層を開拓する」ことが可能になるということではないでしょうか?
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2025/03/11