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ニッチ先生の思考法
ドラッカーから学んだ結果
ニッチ先生こと藤屋伸二は、21年を超えるドラッカー経営への取り組みから、10の基本的な考え方があることに気づき、整理してみました。選択と集中思考
やるべきこと・やりたいことよりも、それらに使える資源(ヒト・モノ・カネ・時間)のほうが、圧倒的に少ないのが現実です。したがって、「80:20の法則」にしたがって、やることを絞り込んでいくという考え方です。
変化常態思考
変化を当たり前と考え、常識にとらわれずに現実をそのまま受け入れる考え方です。生態的ニッチ思考
中小企業が適性利益を確保するために、非競争の環境(適所)を確保する考え方です。市場を細分化しても適所が見つからないときは、自ら適所を創り出す必要があります。
複眼思考
さまざまな視点から、物事を見て・聞いて考える方法です。常識懐疑思考
常識や当たり前を疑う考え方です。この思考法により、気づいていなかったビジネス・チャンスに気づくことができます。
逆算思考
常にゴール(目的・目標)から考える方法です。そうすることで、思考のブレをなくすことができます。
「目標によるマネジメント(経営)」と言い換えることもできます。
全体最適思考
部分ではなく、全体から物事を考える方法です。この考え方は、とくに「逆算思考」とセットで使うと効果が倍増します。
単純化思考
総合するではなく統合するという考え方です。あれこれ情報を寄せ集めても、複雑になるばかりで理解できません。
したがって、情報は1つのことに統一する。
あるいは、徹底した行動に移せるように、ごく少数のことに収束することです。
情報発信思考
お客様が知らなければ買ってもらえません。また、社員が知らなければ行動に移せません。
したがって、行動に移してもらうためには、行動に移してもらうための情報を発信するという考え方です。
教育・訓練思考
知っただけでは成果に結びつけることはできません。成果が出るように考え・行動できるようにならなければいけません。
そのためには研修ではなく教育訓練が必要です。
ニッチ先生の自己評価
これら10の視点で、ニッチ先生も自己評価してみました。できていると思うのは、選択と集中思考、変化常態思考、生態的ニッチ思考、常識懐疑思考、単純化思考、教育・訓練思考です。これらはかなり自信があります。
これらに比べて弱いのは、複眼思考、逆算思考、全体最適思考です。人並というところでしょう。
情報発信の思考はあるのですが、実行が決定的に不足していると反省しています。
知っていて行わないのは知らないのと同じですから、徹底してやるのみです。
思考もシステムですから、もっとも弱い部分が全体の成果(パフォーマンス)を決定します。
今後は、強みをさらに強化するとともに、弱みと不足部分を強化・充足させていこうと考えています。
ところで、あなたも自己評価してみてください。
さて、判定結果はいかがでしたか?
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2020/02/26