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ドラッカー 4 事業分析の始めに問うべきことは?
事業の根本への問い
正しい答えではなく、正しい問いが必要である。
【創造する経営者】(p.19)
たとえば、商品やサービスを買うかどうかの決定権は顧客が持っています。
また、独占企業でもないかぎり、必ず競争相手はいるものです。
ですから、事業を分析するときには、現状から分析するのではなく、「そもそも顧客は?」という根本的なことから考えなければなりません。
そのためには、すぐに正しい答えを得ようとするのではなく、「当社の顧客は誰か?」「顧客はどこにいるか?」「誰が購入の決定に影響を与えるか?」といった、正しい質問から入らなければなりません。
間違っていることを正しくしても意味がありません。
したがって、「正しいことは何か?」を知る質問から事業分析はスタートすることです。
【ドラッカー100の言葉】(藤屋伸二著、宝島社)より一部加筆修正
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2019/09/20