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ドラッカーの言葉 26 未来の暴風雨に備える
【ドラッカーの言葉】未来の暴風雨に備える
「われわれの事業は何になるか」についても問いを発しなければならない。
【現代の経営 上】(p.74)
企業は、波間に漂う船のようなものです。
普通の努力で、進行方向に向かって進むときもあれば、努力しても押し流されるときもあります。
また、今は問題なくも、進路の先に台風が接近していることもあります。
ですから、「自社は今の経営をこのまま続ければ、どのような業績になるか」を、定期的に問わなければなりません。
市場の潜在的な可能性と趨勢(トレンド)、経済の状況、流行や好みの変化、競合などの変化、イノベーションの可能性、今日の商品やサービスで満たされていない顧客の欲求などから、今後の事業を考えなければならないのです。
逆に言えば、このようなことを考えている企業があまりにも少ないので、考えることで他社より一歩、先に出ることができます。
【ドラッカー100の言葉】(藤屋伸二著、宝島社)より一部加筆修正
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2019/09/20