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新規事業のアイデア
「バカな!」と「なるほど!」
先日、日本経済新聞に面白い記事が出ていました。「民泊」という新しい事業を創り出したAirbnb(エアビーアンドビー社)のCEOブライアン・チェスキーさんの話です。
いまや、世界で600万を超える宿泊施設を持つ同社が、事業化するときのエピソードです。
彼が試しに始めた民泊を事業化するために動き出しました。
しかし、民泊は「アイデア事業」だったため、資金集めのために情報を公開すると、マネされるのではないかと考えました。
そして、ある人に「僕のアイデアを盗まれないか心配だ」と相談したら、その人から、「心配するな。誰も相手にしない」と言われたそうです。
この、「心配するな。誰も相手にしない」は、イノベーションのアイデアに対する最高の褒め言葉だと思います。
このようなアイデアの創出は、参入障壁(マネ防止策)の、
(1)相対的に市場規模が小さい
(2)業界の異常識・非常識
(3)めんどうくさい
(4)儲かりそうにない
の『業界の異常識・非常識』に該当します。
また、成功したイノベーションへの最高の褒め言葉が、ドラッカーの言う
なぜ、気づかなかったのだろう!です。
「心配するな。誰も相手にしない」と「なぜ、気づかなかったのだろう!」は、言い換えると事前の評価は「バカな!」、成功してからの評価は「なるほど!」になります。
イノベーションとも言えるブルーオーシャンの新規事業のチャンスは、あなたの身近にたくさんあります。
気づいていないだけです。あるいは、気づこうとしていないだけです。
ぜひ、不便・不満を感じていること、あきらめている身の回りのモノやコトに、「???」の目を向けてみてください。
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2019/12/16