ニッチ戦略より中小企業を活かす道なし

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ニッチ戦略より中小企業を活かす道なし

中小企業はポジショニングが不可欠だ

僕は、武者小路実篤の『この道より我を生かす道なしこの道を行く』を、『ニッチ戦略より　中小企業を活かす道なし　ニッチ戦略で行く』と読み替えています。

中小企業には、非競争の環境を創り出すために、大企業以上に【ポジショニング】（他社にない特徴づけ）が必要になってきます。
ポジショニングとは、潜在顧客が持つ貴社のイメージを、他社の商品や提供方法と差別化することです。
ポジショニングできれば、特徴が確立されるのでブランド化できます。

もし、現在の潜在顧客が持つイメージが、他社の商品や提供方法と差別化できていないならば、リ・ポジショニングしなければなりません。
リ・ポジショニングとは、潜在顧客が持つ「現在の貴社に対するイメージ」を、貴社が望むポジショニングに改めてもらうことです。

中小・零細企業には、価格よりも独自の提供価値をアピールしなければなりません。
なぜならば、貴社にできる低価格化は他社にもできるからです。
つまり、追随されると単に粗利益率が下がっただけになってしまいます。

それよりも、対象顧客が求めるニーズをナンバーワンになるまで思い切り絞り込むことです。
人は、自分にとってのナンバーワンしか覚えていません。
覚えてもらうために、ニッチ市場でナンバーワンになることがポジショニングなのです。

中小企業はニッチ市場でしかナンバーワンになれません。
今、世の中にはない、かつ、他社がマネしたくない価値をつくり、ニッチな市場でナンバーワンになってください。

その努力の先に、増益増収が待っています。

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同塾は5月から新しいクールに入ります。
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2023/04/25

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