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ニッチ先生の経営塾 ドラッカーと中小企業経営
Q.なぜ、中小企業なのにドラッカー戦略なのですか?
A.会社経営の基本と原則は、会社の規模を問わないから
それは、リーダー的な地位とは、規模の問題ではなく、質の問題である。
強みとする分野への集中である。
=中略=
スペシャリストになることができるニッチは、ほとんどあらゆる分野に存在する。
『乱気流時代の経営』より
からです。
また、
いかに余儀なく見えようとも、またいかに風潮になっていようとも、基本と原則に反するものは、例外なく時を経ず破綻する。です。
基本と原則は、状況に応じて適用すべきものであっても、断じて破棄してはならないものである。
『エッセンシャル版 マネジメント』より
ドラッカーの代表的な著書『マネジメント』には、
経営の基本と原則に、会社の規模は関係ないということを説明するために、複数の大学がある学園都市にある個人経営の不動産業者の事例が出ています。
また、別の個所では、
大企業は情報が公表されており、知名度もあるので事例に使いやすい。という趣旨のことを述べています。
それに比べて、中小・零細企業の情報は表に出てくることがない。
だから、事例は大企業にならざるを得ない。
つまり、会社の経営の基本と原則は、会社の規模に関係なく同じということです。
ただし、会社の規模ではなく自社の状況に応じて、必要な部分と不必要な部分の取捨選択を行い、やるべきことの優先順位を決定すればよいということです。
ニッチ先生は、ドラッカー理論を使って、中小企業でのコンサルティングや経営塾で、事業戦略や会社運営を指導してきました。
それでも、まったく違和感はなく、お客様も違和感なく受け入れて、業績をアップさせてきました。
このような経験から、「中小企業なのに」ではなく、「中小企業だからこそ」ドラッカーの事業戦略、とくに生態的ニッチ戦略が最適だと確信しています。
あなたも、自信をもってドラッカー戦略(生態的ニッチ戦略)に取り組んでください。
=続く=
*図表と中小企業の事例は著書に記載します。
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2020/03/11