HOME» ブログ »ドラッカーの生態的ニッチ戦略010 環境変化への対応事例

ブログ


ドラッカーの生態的ニッチ戦略010 環境変化への対応事例


ドラッカーの生態的ニッチ戦略010 環境変化への対応事例
 

既存商品の用途を開発する

計算尺とそろばんを分けたもの

電卓が開発されたときに、それまでの計算機器として使われていた計算尺(けいさんじゃく:対数の原理を利用したアナログ式の計算用具)と算盤(そろばん)は、時代遅れの機器になりました。そのため、計算尺は市場から消えてしまいました。

ところが、算盤は、現在も残っています。考具(こうぐ:考えるための道具)として、学校教育で使い続けられたことも1つの要因です。
しかし、それだけではなく、算盤製造会社の企業努力もありました。算盤を、子どものための「脳トレの道具」や、高齢者のための「認知症予防の道具」として売り出したのです。

麻雀の用途開発

60歳代以上の方が若い頃、夢中になった麻雀(マージャン)も、現在では衰退市場になっています。
しかし、麻雀を高齢者の認知症予防として業績を伸ばしている会社や団体もあります。

用途開発で陳腐化を防ぐ

ドラッカーは、「食料を腐らせないための冷蔵庫を、アラスカなどで食料を凍らせないための保温庫として販売すれば、新商品を開発したのと同じ効果がある」(現代の経営)と述べています。新しい用途を開発すれば、変化に対応できるということです。

=続く=

*図表と中小企業の事例は著書に記載します。

中小企業の売上高と利益率アップは、下記のセミナー・教材で!

高収益の新規事業の創出や高付加価値の新商品を開発する

【藤屋式新規事業創出塾】6ヵ月コース

高収益の新規事業の創出や高付加価値の新商品を開発する方法がわかる

【藤屋式新規事業創出セミナー】半日セミナー

既存事業の高収益化と既存商品を高付加価値化する

【藤屋式ニッチ戦略塾】6ヵ月コース(通塾コース)

【藤屋式ニッチ戦略塾】6ヵ月コース(映像コース)

社長力をアップする

【経営の基本をマスターする教材】(全24ヵ月)

2020/01/24

ブログ

 

メルマガ登録

映像教材

著書一覧

 

セミナー

ニッチトップ戦略塾

コンサルティング

教材

会社案内

関連書籍

お客様の声

PCサイト