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ニッチにいくつの意味があるか知っていますか?
◆少なくとも4つの意味があります
・経済では、「すき間」という意味で使っています。
・建築では、「壁のくぼみ」という意味で使っています。
・土木では、トンネルなどのわきに設けられる「非常用の退避空間」という意味で使っています。
・生物学では、ある生物が生存競争などを経た結果、適応した特有の「生息場所」(生態的ニッチ=適所)という意味で使っています。
このように、同じニッチでも、業界(使う人)によって違います。
固定概念は、変化を妨げる敵です。
「ニッチ=すき間」という固定概念も払拭しなければなりませんね。
◆生態的ニッチ(適所)は「棲み分け」と「食い分け」で確保する
ニッチ(niche)の語源はラテン語のnidusで、「巣」の意味を持っています。
「巣」とは、動物・鳥・魚などが生活するうえで必要な構造物のことで、食事や睡眠、出産・育児、避難などに用いています。
また、クモの巣のように、捕食のための構造も「巣」と呼ぶことがあります。
なお、人が作る「巣」(占有できる場所・空間)が「家」です。
家は、ほとんどの人が持っています。
ちなみに、藤屋式ニッチ戦略は、ほとんどの人がもっている家(巣)のようなものを、事業でも創ろうとするものです。
捕食者とは棲み分け、ライバルとは食い分ける。
これが、生態的ニッチ(適所)を確保する方法です。
たとえば、
・シロイワヤギは、天敵がいない山岳地帯の断崖絶壁に移住した
・クマノミ(魚)は、毒があるイソギンチャクの触手の中で生活することを選んだ
・パンダは高地に移住し、笹を主食にすることで「棲み分け」と「食い分け」を実現し適所を確保した。
・コアラはユーカリの木に移住し、毒素がある葉を主食にすることで適所を確保した
では、適所を確保するために、貴社はどうしますか?
◆企業経営で適所を確保するには
適所は「棲み分け」と「食い分け」で確保します。
「棲み分け」は、現在の市場を細分化して・・・
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2019/10/28