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事業戦略の5つの要素
3月決算の会社は、半期の業績がほぼ決定していると思います。
この機に、事業戦略の調整や見直しをする企業もあるでしょう。
その際の、ポイントを示しておきます。
事業戦略の設計に必要な5つの要素
「何のために、何を達成するために、誰に・何を・どのように提供するか」が、事業戦略の設計に不可欠の5つの要素です。- 何のために:存在意義、貴社から買わなければならない理由
- どのレベルをいつまでに:戦略目標と達成期限
- 誰に:対象市場、対象顧客
- 何を:提供価値、商品と品揃え
- どのように:提供方法、流通チャネル
貴社の存在意義
「何のために(存在意義、貴社から買わなければならない理由)」は、中小企業が事業を行う目的や、自社の強みを明確にするための要素です。この要素が明確になっていないと、事業の方向性がブレたり、競合との差別化を図ることができなかったりします。
戦略目標
「どのレベルをいつまでに・(戦略目標と達成期限)」は、ゴールを設定するための要素です。この要素が明確になっていないと、社内や協力会社、金融機関とのチームワークが成り立ちません。
対象市場と対象顧客
「誰に(対象市場、対象顧客)」は、自社の商品やサービスを販売する対象を明確にする要素です。この要素が明確になっていないと、マーケティングや営業活動が効果的に行われなかったりします。
提供価値と商品・品揃え
「何を(提供価値、商品と品揃え)」は、自社が提供する価値や、どのような商品やサービスを販売するのかを明確にする要素です。この要素が明確になっていないと、自社の強みを活かした事業展開ができなかったりします。
提供方法と流通チャネル
「どのように(提供方法、流通チャネル)」は、自社が提供する価値をどのように提供していくのかを明確にする要素です。この要素が明確になっていないと、顧客のニーズを満たすことができなかったりします。
これら5要素は、中小企業が事業戦略を設計する上で、欠かせない要素です。
半期の目標を達成できそうな企業も、できそうにない企業も、上記の視点で、事業戦略や経営計画を見直してみてはいかがでしょうか?
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2023/08/29