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中小企業は身の丈を超えたチャレンジを!
チャレンジの必要性
中小企業が身の丈以上のチャレンジをしなくなったら現状維持さえありえません。なぜなら、中小企業には、そもそも厳しい環境を生き抜く「身の丈」がない場合が多いからです。
また、経営にリスクはつきものです。
チャレンジすることだけにリスクがあるわけではありません。
4つのリスク
ドラッカーは、リスクには、- 負わなければならないリスク:事業に付随したリスクで、運送業の交通事故、食品製造業の食中毒、病院の医療ミスなど。リスクを低く抑えることはできてもゼロにはできない。
- 負えるリスク:失敗しても経営を左右するほどの痛手を受けないリスク。
- 負ってはいけないリスク:創業時以外で社運を賭けるようなリスク。失敗すると倒産するような事業への進出や設備投資など。
- 負わないことによるリスク:リスクを避けて新しいことをやろうとしない不作為のリスク。「ゆでガエル」状況に陥る、変革期ではもっとも怖いリスク。
変化の時代には、4番目のチャレンジしないほうが、はるかにリスクが大きくなります。
それは、自覚がないまま経営不振に陥ってしまうからです。
リスクをゼロにすることができないならば、どのようなリスクを負って、どのような事業展開をするのかを戦略的な観点から再考しなければなりません。
ドラッカーの言葉、「既存のものは陳腐化する。あるいは、たんに飽きられる」を肝に銘じておいてください。
規模的成長と質的成長
企業は、必ずしも規模的に成長する必要はありません。しかし、質的な成長は必ず必要になります。
現状維持は退化です。
たとえば、あるサービス付きの新商品を他社より高い価格で発売したとします。
それを買っていた顧客が、1年もすると他社の安い商品に切り替えることがあります。
その顧客は1年でノウハウを蓄積し、商品だけを購入すれば運営できるようになったからです。
したがって、顧客と継続的に取引してもらうには、さらに充実した、あるいは、高度なサービスを追加する必要があります。
商品だけの販売の場合でも同じようなことが起こります。
それは、他社がもっと安い価格で同じ品質の商品を提供できるようになったからです。
このような状況に陥らないためには、常にチャレンジし続ける必要があるのです。
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2021/09/28