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アフターコロナ ニーズの変化に対応する方法


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ニーズの変化が見えているか?

今朝(2010.8.18付)の日経新聞によると、
世界の主要国の2020年4~6月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比9.1%減少。これは、リーマンショック時の約3.5倍の落ち込みで、コロナ禍の傷の深さが鮮明になった
そうです。

ここ数年の好景気も実感できませんでしたが、今日の不況の状況も実感がない経営者もいることでしょう。
また、「コロナ禍さえ落ち着いたら、元に戻る」と考えている経営者も多いと思います。
しかし、景気の回復と、市場環境が元に戻ることは別問題です。
企業活動が変わりますし、生活者の行動が変わります。
その結果、市場のニーズ(欲求)も変化します。
その変化が、あなたに見えているでしょうか?
もし、見えていないとしたら、、、
 

先行きが見えないときは原点に回帰する

迷子になったまま進んでいると、ますます迷ってしまいます。
また、何もせずに立ち止まっていると、状況はますます悪化していくだけです。
進むも地獄、留まるも地獄というわけですね。
道に迷ったときは、元の位置に戻ることが一番の方法です。
会社経営も同じです。

市場ニーズが読みづらくなっています。
このような状況で、変化の現象に小手先のテクニックで対応するのは得策ではありません。
もっともよい方法は、人間の基本的なニーズから商品と提供方法の在り方をとらえ直すことです。
 

マズローの『欲求の5段階説』を活用する

人間の基本的なニーズは、マズローの『欲求の5段階説』で考えると整理しやすくなります。
人間の脳は、基本的な欲求を満たすために使われています。
マズローによれば人間の基本的なニーズは
  1. 生きたいと思うこと・・・生存欲求
  2. 安全な状況をつくりたいと思うこと・・・安全欲求
  3. 社会的な存在でいたいと思うこと・・・愛と帰属の欲求、社会的欲求
  4. 認められたいと思うこと・・・自我の欲求、承認の欲求
  5. 自分の思う自分になりたいと思うこと・・・自己実現の欲求
の5段階です。
購買行動、消費行動も、この5段階のどれかに属していると考えられます。
 

貴社の商品は、どの欲求段階に対応する商品か

細分化したニーズに応えるのがビジネスの基本です。
しかし、それが曖昧(あいまい)になったときには、細分化する前の基本的なニーズに立ち返ることです。
そこで質問です。
貴社の商品やサービスは、どのような対象顧客の、どの欲求段階に対応する商品やサービスですか?

原点を確認したうえで、再度、市場や顧客の状況を確認しながら、ニーズの細分化をしていきます。
ただし、模範回答がないので、小さくテストし、その反応を確かめながら進めることになります。
変化の時代に焦りは禁物ですが、急ぐ必要はあります。一工程ずつ、確実に実行していきましょう。

自社でも対応できるでしょうが、より速く、より確実に成果を出したければ、弊社のサービスをご利用ください。
 

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2020/08/18

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