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なぜ、ニッチ戦略でなければならないのか!
なぜ、ニッチ戦略でなければならないのか!
俊逸な自衛官募集のポスター
ある日の新聞広告に、誰よりも強くなる。誰とも戦わないために
という自衛官募集の広告が新聞に出ていました。
戦争を仕掛けられないようにする手段として、このキャッチフレーズほど現実的なことはありません。
自分が返り討ちにあうような相手に、戦争(個人であれば喧嘩)を仕掛けるような国(人)は、まずありません。
ほんとうの抑止力とは、相手に戦う気をなくさせることです。
この考え方は、ビジネスにも通用します。
戦わない経営
私たちの先入観として、「ビジネスに競争相手がいるのは当たり前」という思い込みがあります。でも、ほんとうでしょうか?
日本には、世界シェアの70%、80%を占めている中小企業が、多数、存在しています。
これらの高シェアは、戦って勝ち取るのではなく、戦わないからこそ達成できるものです。
また、他社に戦う気を持たせないからこそ、実現できる数値です。
魅力があれば、戦いを挑んできますし、御社が弱そうだと思えば、御社が、どんなに苦労して開拓した市場でも、平気で奪いにきます。
他社には、戦いを挑むとか、奪うという発想さえないのかもしれません。
単に、「美味しいものがそこにある。だから食べにいく」という程度の認識しかないのかもしれないのです。
しかし、魅力がない市場であれば、だれも見向きもしません。
ですから、放っておいてもらえます。
これが、特定の市場ニーズに応える【生態的ニッチ戦略】です。
ニッチ戦略の3要素
見つけたニッチ市場を、無視してもらうための要素は、- 相対的に市場規模が小さい
- 業界の異常識
- めんどうくさそう
- 今のやり方では儲かりそうにない
ほとんどの人が、常識の範囲内でビジネスを展開しています。
一歩どころか、半歩でも常識の外に出ると、不安になってしまいます。
ですから、「業界の異常識」の領域からはみ出すと、追随してきません。
ビジネス本やセミナーでは、「すぐに」「簡単」「努力しないで」などにしないと買ってもらえません。
ですから、めんどうくさそう(手間がかかる、時間がかかる、人手がかかる)にすると、マネする人は激減します。
また、「儲かりたいから経営している」のですから、儲かりそうになければ追随する人もいません。
上記のうち、1つでも追随する気がないのに、3つ揃ったとしたら、どのような市場でも、まず、独占できます。
それが選択すべき生態的ニッチチ市場の条件です。
ニーズがあるのに、対応しているのが自社だけの状況をつくるのが、藤屋式ニッチ戦略です。
中小企業は、人間と同じ弱い存在です。
ですから、「考える葦(あし)」でなければ、生き残ることができません。
中小企業が考える葦になれるのがニッチ戦略です。
下記のセミナーで、ぜひ、戦わない経営に転換してください。
ウィズコロナ、アフターコロナの戦略は、生態的ニッチ戦略が最適です。
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2020/05/26