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人生は何歳までリハーサル?
この言葉に救われた!
過日、新聞を読んでいたら、「人生、60歳まではリハーサル」というステキな言葉に出会いました。これは、サルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のメインヴォーカル&作詞作曲家のNORAさんの言葉です。
彼女は1961年生まれ。まだまだ未熟で、年ばかり取っていくと焦っていたところで、この言葉をかけてもらい、気持ちがスッキリしたとのことでした。
生涯学びの徒
論語に、「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず」というのがあります。
意味は、
私(孔子)は、15才で学問を志し、30才で学問の基礎ができて自立でき、40才になり迷うことがなくなった。です。
50才には天から与えられた使命を知り、60才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、70才で思うままに生きても、人の道から外れるようなことはなくなった
(ことわざ辞典)
これを40代で思い出したときも、自分とのギャップの大きさに打ちのめされました。
しかし、
40、50は洟(はな)垂れ小僧、60、70は働き盛り、90で迎えが来たら、100まで待てと追いかえせという言葉を知ったときに、
歴史的な先哲と比べてもしょうがない。自分は自分のレベルでできることをしようと自分自身を慰めたものです。
これは、60代に突入した今でも迷いっぱなしの私には、ありがたい言葉です。
今では、迷うというのは、「伸びしろ」と言い換えられるのではないか、と良いように解釈しています:笑
自営業の経営コンサルタントは、生涯現役が可能な職業です。
お客様に支持して頂いている間は、仕事ができるからです。
そろそろ落ち着かなければ
とは言うものの、迷いっぱなしの仕事では、心の安定が保てません。以前、ある方に、
新しいものばかりを求めるのではなく、今の仕組みで精度を上げることを考えてはどうか。と言われました。
たとえば、『森光子の放浪記』は、2,000回を超える公演回数だが、最後までお客様を惹きつけていた
たしかに、洟垂れ小僧の40代、50代では、迷いっぱなしでもよかったかもしれません。
しかし、働き盛りの60代に入ったのですから、しっかりとしたポジションを確立するために、『森光子の放浪記』方式に方向転換する必要を感じるようになりました。
前述した「人生、60歳まではリハーサル」ですが、すでにリハーサルの期間を超えて、本番モードに入っているのですから。
ということで、『藤屋式ニッチ戦略セミナー』の2,000回超をめざします。
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2020/05/25