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ニッチ戦略塾の基本的な考え方
中小企業の高収益化を支援する
利益は企業の目的ではなく結果です。
適切な事業をやっているかどうかを計る最終的な物差しは利益です。
かつ、第一義的な(最重要の目標)です。
企業が利益をあげないと、納税ができず、社会福祉も、教育も、防衛も、環境対策も、途上国支援もできません。
企業だけが利益をあげる組織です。
また、社内においては、雇用もできず、十分な給料も支払えず、設備更新も、商品開発も、市場開拓もできません。
したがって、低収益に甘んじていたのでは、社会貢献はおろか、社員さんを幸せにすることさえできないのです。
このような理由から、私は中小企業の高収益化を支援したいと思うようになりました。
企業数の99%以上、雇用者数の80%を占める中小企業が高収益になれば、日本全体が潤うようになります。
ドラッカーと電卓
明治時代の功労者、渋沢栄一は、「論語と算盤」と言いました。
これを、「片手にロマン、片手に算盤」を言い換えた人もいます。
それは明治維新という革命を経て、精神的にも企業的にも、理論と方法論が確立できていなかった時期の話です。
現在でも、中小企業においては似たような状況です。
そのなかで、経営理念を教えてもらえるところはたくさんあるのですが、方法論を教えてもらえるところは、ぐっと少なくなります。
このような状況のなかで、ドラッカーは理念的にも方法論的にも、優れた教材になりえると確信しています。
ドラッカーは大企業向けの経営論だという人もいますが、経営の基本と原則は、80%程度はすべての企業に共通しています。
したがって、かつての「論語と算盤」は、現在では「ドラッカーと電卓」に変更しても良いのではないかと考えました。
ドラッカーの経営論は、精神性も高いうえに方法論をしても問題ありません。
そのうえ、事例も豊富なので自社に置き換えることも可能です。
ただし、大企業の事例を中小企業経営に置き換えるのが難しいと感じる人のために、藤屋が収集した中小企業の事例を紹介しています。
ニッチ戦略は中小企業の最適な事業戦略
中小企業が高収益を実現するためには、下請け仕事からの脱却と、競争環境から抜け出すことです。
この最適な方法がニッチ戦略なのです。
ニッチの語源はラテン語のnidusで「巣」という意味です。
巣は安心・安全な独占できる空間であり場所です。
したがって、事業におけるニッチとは「独占市場」をさします。
その独占市場をつくるのも、
(1)業界の異常識
(2)面倒くさそう
(3)社外から儲かる仕組みがわからない
(4)大企業が追随しない市場規模
の4つを選択基準にしてニッチな市場を絞り込んでいけば、それほど難しいことではありません。
ニッチ戦略塾で学ぶ意義
経営は実践ですから、知っているだけでは意味がありません。
講演会やセミナーでは、考え方や方法論を学ぶことができますが、実際には、その通りにできないことが多くあります。
それは、スポーツ、楽器、お稽古事が、本やDVDを読んだり見たりしているだけで上達できないのと同じです。
ものごとは、良いコーチについて学ぶのが上達の早道です。
ニッチ戦略塾では、高収益事業が実践できるまで、繰り返して学んで頂いています。
ちなみに、高収益が実現できた塾生さんほど、続けて学んでいるのが現状です。
今回のメルマガは、下記のサービスのご案内です
\ 藤屋式ニッチ戦略塾 無料体験 /- 内 容:一度だけ、藤屋式ニッチ戦略塾は無料体験できます
- 対象者:ニッチ戦略で競争環境から抜け出したい方
- 場 所:札幌、東京、大阪、福岡の各会場
2月の各会場の日程
◆札幌会場 7日(木)
◆福岡会場 13日(水)
◆大阪会場 14日(木)
◆東京会場 20日(水)
2019/09/20