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中小企業の新規参入・マネ防止策
一手間かける
ドラッカーのいう「創造的模倣」ではなく、他社の商品やサービスを、そっくりそのままマネをする企業は、努力を惜しむ傾向があります。したがって、努力し続けなければ売上げが維持できないようなビジネス・モデルをつくればよいのです。具体的には、技能を要する一手間を掛けなければならないような工程にすることです。あるいは、運営に社員の教育訓練を要するようにしておけばよいのです。 たとえば、食品でも、熟練工が一手間掛ける工程をつくると、他社からマネされる可能性は極端にさがります。
食品ギフトの株式会社ヤバケイ(清原雄二社長、従業員35名、中元歳暮期のパート従業員160名)は、あまおう(福岡県産のイチゴのブランド名)を4つに切り、そこに生クリームを注ぐ工程を手作業でやっています。それは、たいへん人気のある商品なのですが面倒なので、今のところ追随する企業は出てきていません。
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弊塾では、講師の藤屋伸二が、「ドラッカー理論」と「コンサルティングの経験」から、「ドラッカーで継続的に儲かるビジネス・モデルをつくる!」をコンセプトに、ドラッカーのニッチ戦略を、(1)専門用語と英語表現を極力使わず、(2)図解とフローチャートを使い、(3)豊富な中小企業の事例で解説し、(4)解説に基づいた課題に取り組み、それを発表する、を毎月繰り返しています。
毎月の例会出席と課題への取り組みは、多忙な経営者にとって大変なことですが、慣れてくると楽しみでもあるようです。楽しみなのは、ほとんどの塾生(全員とは言えません:汗)の業績が向上しているからです。
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2019/09/11