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ドラッカーの言葉 23 事業の前提における誤り


【ドラッカーの言葉】事業の前提における誤り
(IBMとGM)現実が変化したにもかかわらず、事業の定義を変えられなかった。
【チェンジ・リーダーの条件】(p.51)

業績が好調な成長企業の業績が低迷しだすと、その原因として「大企業病になってきた」とマスコミに叩かれることがあります。
たしかに内向き志向になって変化を嫌がるようになる企業が多いことも事実です。
しかし、なかには勤勉に対応し、懸命に業績低迷から脱却しようと努力している企業もあります。
それにもかかわらず、業績は回復しないのは、それまで事業の前提にしていたものが変わってしまっているからです。
ニーズや市場構造が変わってしまったといったほうがわかりやすいかもしれませんね。
ですから、どんなに頑張っても業績があがらないときは、変化した市場ニーズに対応するための、新しい事業の定義をつくってください。

【ドラッカー100の言葉】(藤屋伸二著、宝島社)より一部加筆修正

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2019/09/20

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