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ドラッカーに学ぶ 採用戦略のご案内
従業員と会社の関係が変わった
「知識(知恵比べの)社会に変わりつつあること」と「少子化」により、採用が難しくなっています。とくに、利益を生み出してくれる優秀な(必要とする)人材と会社の関係は、対等もしくは人材のほうが優位な立場に立っています。
貴社が魅力的な職場であれば、必要な人材とパートナーの関係を結ぶことができます。
つまり、優秀な人材とパートナーシップを結ぶには、貴社を選んでもらうためのマーケティング志向が必要になったということです。
また、従業員を、「主従関係」ではなく、「仕事のパートナー」としてマネジメントしなければならなくなったのです。
したがって、人材の採用も、「仕事のパートナー」「利益をもたらしてくれるお客様」として取り組むことです。
必要な人材を採用するポイント
採用にもマーケティング志向が不可欠です。マーケティングの出発点は貴社が何を望むかではありません。
必要とする人材が何を望むかです。
したがって、下記の質問に答え、その答えを、求人広告に明記する必要があります。
- 必要とする人材にとっての価値は何か?
- 必要とする人材にとっての目的は何か?
- 必要とする人材は何を得たいのか?
成果をあげる仕事をマーケティングする
しかし、一方で、戦略目標を達成するために、「どのような仕事が必要になるのか?」という「客観的な仕事のニーズ」から、ビジネスモデルを設計しなければなりません。したがって、仕事に関するマーケティングが必要になってきます。
と言うことは、「必要とする人に対するマーケティング」と「成果をあげる仕事に関するマーケティング」の両方の視点から採用戦略を設計しなければならなくなったのです。
これからは、欠員を埋めるための採用レベルの発想では、採用情報を発信しても望む人材は応募してくれませんので、会社の存続すら危うくなります。
正しい教科書的な採用方法はない
どこの会社でも欲しがるような優秀な人材ほど自己主張が強くなります。また、優秀な能力を持つ人ほど、大きな欠点を併せもっています。
したがって、採用に関しては、必要な能力を手に入れるために、何を我慢するかを決断しなければなりません。
たとえば、雇用形態や就労形態に関する何を譲歩し、何を堅守するも決定しなくてはなりません。
そうすることで、結果的にミスマッチが少なくなり、離職率も下がるので生産性が向上するとともに、採用コストを抑えることになります。
これらを踏まえて、貴社独自の採用戦略を設計してください。
【採用戦略セミナー】では、このような視点から、採用の仕組みづくりを学んで頂きます。
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2022/11/07