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究極のオリジナル商品を生み出す方法
自分自身を対象顧客に想定する
過日、日本経済新聞を読んでいると、興味深い記事に出会いました。性、生殖、死に関する表現を多く使い、『姫』『青梅』などで80年代にかけての女性詩ブームをリードし、女性による詩のイメージを革新した詩人、伊藤比呂美さんに関する記事です。
彼女は、1985年の『良いおっぱい悪いおっぱい』で、「子育てエッセイ」という新しい分野を開拓しています。
彼女は、「自分のことにしか興味がない物書き」と評され、落ち込んだこともあったそうです。
しかし、あるとき、「それで何が悪い」と開き直ることができ、さらにプライベートな体験を徹底して書き続けました。
なぜ、それほどまでに徹底できたのでしょうか?
「プライベートをリアルに書けば書くほど、『これは私の話だ』と思ってくれる読者を、つかむことができる」と確信できたからだそうです。
つまり、対象読者を自分自身にしたのです。
藤屋の事例
その数日後、藤屋式ニッチ戦略塾の塾生さんと話をしていた時のことです。***************
34冊、237万部も本を出している先生のようになりたいサラリーマンは、たくさんいます。
自分の思うようになりたくてもなれない当時の自分に話しかけるのです。
失敗を重ねて今にいたったリアルな話をする有料サイトを開いたら、絶対に受けますよ。
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とアドバイス頂きました。
確かに、同じような話をする人が出てきても、藤屋そのものには絶対になれない。
つまり、マネできない仕組みができあがります。
究極のオリジナル商品です。
これを「やる」「やらない」は別として、「なるほど!」と思いました。
これこそ、自分が意識していなかったから気づかなかった商品であり、手付かずのブルーオーシャン(オンリーワン)市場です。
ご自身では平凡だと思っているかもしれない あなたが、社長やフリーランスをやっている。
平凡だと思っている自社から、買ってくださるお客様がいる。
つまり、顧客満足を生み出す強みを持っていることになります。
その強みの用途を開発をすれば新商品・新規事業が創出できます。
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2019/12/18