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良い戦略・良い経営計画 セミナーのご案内
戦略とは「違い」を打ち出すこと
ニッチトップ事業を創り出す3要素は、【自社の強み】×【特定顧客の満たされていないニーズ】×【参入障壁(マネ防止策)】
です。
違いを打ち出せていない戦略は、戦略ではありません。
分析にはSWOT分析と同じくらい重要な分析がある
モチベーションを高める理論に、「動機づけ・衛生理論」があります。やる気にする要因と、やる気をそぐ要因があり、両方の要因に対応しないとモチベーションがあがらないというものです。
業績も同じで、業績をあげる要因とともに、業績向上をさまたげる要因に対応しないと業績はあがりません。
経営計画とは戦略を仕組化すること
売上高を前年比〇〇%アップし、営業利益を△△%アップして、コストを××%に抑えるのが、経営計画ではありません。
厳しい言い方をすれば、これは戦略を放棄した経営計画です。
経営環境は、この1年間で大きく変化しています。
これからの1年で、さらに大きく変化するでしょう。
環境が変化しているにもかかわらず、前年を基準にして計画を立てるのは、現実離れしています。
積み上げ方式の経営計画が通用するのは、同じ経営環境が続いている時だけです。
ニッチ先生こと、藤屋伸二の7つの思考法
ドラッカーの生態的ニッチ戦略を中心に、各種の戦略論、マーケティング論、イノベーション論の中から、中小企業に必要なものだけを再編成して、【藤屋式ニッチ戦略】としました。 その基本になる思考法が下記の7つです。- 生態的ニッチ思考・・戦わない経営をする
- 市場・顧客思考・・・外部から自社の事業を考える
- 常識懐疑思考・・・・世間・業界・社内の当たり前・常識を疑う
- 逆算思考・・・・・・結論(目的・目標)から考える
- 全体最適思考・・・・部分からではなく全体から考える
- 単純化思考・・・・・総合ではなく統合する
- 情報発信思考・・・・知らなければ買ってもらえない
戦略は設計するもの
戦略を建築に置き換えると分かりやすくなります。一軒家であれば、腕が良いベテランの大工さんは、設計図なしで建てることができるでしょう。
しかし、ビルディングになればそうはいきません。
まず、どんな目的で、どんな建物を、どんな仕様で、どこに建てるか、を決めます。
そうすると、解決しなければならない問題や課題が明確になり、耐震や耐圧などを考えて、骨組みなどを決める構造設計が行えるようになります。
次に配線・配管などの設備設計を行い、設備や備品などを決めていきます。
それによって、概算だった予算(必要なヒト・モノ・カネ・時間)が、より具体的な数値に置き換えることができます。
これと同じような考えで、戦略の設計と、設計に基づく経営計画をつくっていかなければなりません。
本セミナーでは、
- 「悪い戦略・悪い経営計画」を明らかにし
- そののちに「良い戦略・良い経営計画とはどんなものか」を明らかにして
- 「良い戦略・良い経営計画のつくり方」を、
良い戦略・良い経営計画セミナー実施要領
- 【実施日】2020.3.17 13:00~17:00
- 【会場】東京 (JR・京急)品川駅近く(予定)
- 【参加料】30,000円(1社2人目から20,000円、消費税別、お振込)
(経営幹部とご一緒に参加されると、より効果的です)
講義内容
悪い戦略・悪い経営計画
(1)悪い戦略- ビジョンと戦略を取り違えている
- 困難な問題に取り組もうとしてない
- 分析が「SWOT分析」だけで不十分なうえに、診断にまで至っていない
- 事業の根幹になる「強み分析」が表面的である
- まちがった戦略目標を掲げている
- 基本方針があいまいで活動の列挙で終わっている
- 数値目標はあるが、それを達成する活動が示せていない
- 結果として「日常業務に転換できない」スローガン・精神論になっている
- 戦略と連動していない
- 目標の設定が、損益計算書の項目のみになっている
- すべての目標が、結果指標目標のみで先行指標目標がない
- 目標達成に必要な経営資源(ヒト・モノ・カネ・時間)の分配を示していない
- 目標間に整合性がない
- 行動計画がない
- 結果として「できるまで頑張る!」方式の経営計画になっている
- 現実を直視せず、困難な選択を避けるから
- 穴埋め式のフォーマットでつくるから
- 理念・精神論に終始しているから
良い戦略・良い経営計画
(1)良い戦略- 正しい質問にもとづいて分析と診断まで行っている
- 診断で明らかになった問題・課題解決のための基本方針になっている
- 基本方針に沿った一貫した活動計画がある
- 戦略に基づいている
- 近い目標と遠い目標がはっきりわかる
- 全員で取り組むが責任の所在が明確である
- 計画の進捗管理ができる
- 現実・状況に合わせて変更できる
良い戦略・良い経営計画のつくり方
(1)良い戦略・良い経営計画のポイント- 経営を1つのシステムと考える
- 戦略と計画を「設計するもの」と考える
- 優位性を市場・顧客の視点で決定する
- 80:20の法則でつくる
- あいまいさを排除する
- 戦略と目標、目標間の整合性をとる
- ニッチ戦略シート
- 経営計画シート
- 整合性チェックシート
- 活動計画シート
お申し込みは、ここをクリック
2020/02/18