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顧客の創造 中小企業バージョン
対象顧客を誰にするか?
「誰でもいいから買ってください!」から「そこのあなた、買ってください!」に変えることで、中小企業は顧客の創造ができるようになります。それは、「そこのあなた」と特定することで、提供する価値を特定でき、商品の特徴を打ち出せ、提供方法を魅力的にできるからです。
中小企業のマーケティング
オフィスにしろ、工場にしろ、家庭にしろ、人がいたり、仕事をしたり、生活したりしているシーンには、たくさんの不満があふれています。虫メガネや顕微鏡のようなもので、特定の何かに焦点を合わせると、「満たされていないニーズ」が見えてきます。
しかも、そうした不満は、業界の常識を疑い、自社の当り前を疑い、ちょっとした工夫をするだけで、満足できるものに様変わりします。
ドラッカーは、「外に出て、よく見、よく聞き、質問しなさい」と教えています。
それが、ビジネスにおいては、虫メガネや顕微鏡で見るということです。
そうすると当人たちも気づいていない不便に気づくことができます。
私がコンサルティングのお客様や、塾生さんの増益増収に貢献できるのも、このような観点から見、聞き、質問し、アドバイスをしているからです。
中小企業のイノベーション
イノベーションの前工程にはマーケティングがあります。つまり、イノベーションからスタートするイノベーションはありえない、ということです。
また、自社の技術からスタートする商品開発のほとんどは売れない商品になります。
それは、プロダクトアウト的な発想からスタートするからです。
しかし、「こんなこと、できませんか?」という顧客の問い合わせからスタートする商品開発は、失敗の確率が一気に下がります。
と言うのも、「こんなこと、できませんか?」の背景には、「こんなものが欲しい!」というニーズがあるからです。
そのニーズが、問い合わせしてきた人や会社だけのものなのか、ほかの人や会社でも求めているものなのかは、ちょっと調べるだけですぐにわかります。
それで、カスタマイズで対応するのか、汎用品として商品化するのかが判断できます。
コスト・パフォーマンスに優れている顧客を創造する方法
こうしたマーケティングに基づくイノベーションが、顧客を創造するうえで、もっともリスクが低く、成功の確率が高い商品開発(イノベーション)です。なぜならば、顧客が「売れる商品という答」を教えてくれているので、自社は「式」(商品や提供方法)を考えるだけでいいからです。
たったこれだけで顧客が創造できるのですから、コスト・パフォーマンスが抜群に良いと思いませんか?
このように、【マーケティングとイノベーションによる顧客の創造】に、ぜひ、取り組んでください。
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2022/11/09