独自化を計るために

独自化とは

「差別化」は競争優位をあらわす言葉です。あくまでも競争相手がいることを前提にしています。

それに対して「独自化」は、「挑戦を受けることさえないようにすることを狙い」としています。

独自化のための大企業対策

魅力的な市場には、必ず競争相手が現れます。だから、魅力がない市場に留めておく必要があります。競争相手として脅威なのは経営資源が豊富な大企業です。つまり、大企業が参入してこないことが、独自化の第一条件というわけです。

大企業対策はきわめて単純です。大企業に魅力がない市場規模に留めておけばよいからです。利益率が高くても、売上げ規模が望めない市場ならば、大企業は参入してきません。

独自化のための中小企業対策

もうひとつの中小企業対策も単純です。手間がかかるようにしておけばよいからです。ほとんどの中小企業が面倒くさいことを嫌がります。

楽して儲かるのであれば、誰もがやりたがります。その結果として、多くの企業が参入してくるので競争が激化し、価格競争になってしまいます。

しかし、ひと手間かけるだけで参入防止ができます。と言うのも、他社の成功をそっくりマネるような企業は怠け者が多く、ひと手間かけることを嫌がるのです。

限定的だが魅力的なニッチ戦略

ニッチ戦略のポイントは、一部の人や企業にとっては重要な商品だが、規模や範囲が小さいため、目立つこともない代わりに、誰も競争相手にならない点にあります。

中小企業が中小企業としていくと決めたならば、中小企業にとって最も優れた事業戦略はニッチ戦略です。