社長がドラッカーを学ぶ意義

最小の努力で最大の成果を引き出す勉強をする

少し長くなるが、主宰する【ドラコン藤屋のニッチ戦略塾】に寄稿してくださった塾生のメッセージを読んで頂きたい。

ドラッカーの著作を読んだことがある方なら、彼のコンサルティングが質問により行われたことはご存知でしょう。その質問に正解はなく、答えは経営者の数だけあります。
必要なのは、「優れた質問」と「考え抜き実践する」習慣。これが業績アップの秘訣ではないでしょうか。
しかし、自分で自分に質問するのは困難で、放っておくと経営はどんどん自己流になり、自社中心で物事を見ていることに気づきません。
【ドラコン藤屋のニッチ戦略塾】では、ドラッカー理論を中小企業向けにシンプルにアレンジし、繰り返し質問してくれます。毎回、講義を聴き、課題に真剣に取り組むことで、自然にドラッカー的な考え方の癖がつく、まさに理想の経営塾です。

ドラッカーは、「考えることが経営者の仕事の本質」と言っている。

わからないから勉強するのは当たり前のこと。しかし、知っていると良いだろう程度のものは、わからなくても勉強する必要はない。中小企業の社長は、それほど暇ではないからだ。

世の中はわからないことだらけ。それをすべて知ろうとすると、時間がいくらあっても足りない。何を必要とし、何を不必要とするかの決定こそが、勉強における「選択と集中」だ。

ところが、必要なものなのに、分からないからやらない。分からないから止める。後回しにする。放置するという人がいる。

これが、業績低迷している根本的な原因だ。業績アップに必要なことは止めることも、後回しにすることも、放置することもできない。

勉強への取り組み姿勢で成果が変わる

「必要だからやる」にも、「仕事として取り組む」と「勉強として取り組む」の2通りがある。前者であれば優先順位は高い。後者であれば仕事を優先するので、優先順位は低い。

もし、業績が低迷しているのであれば、経営者の大事な仕事としてドラッカーに取り組むことをお勧めする。体系的に学ばなければ「ず~っと儲かる仕組み」はできない。経営を体系的に学ぶ最良の方法がドラッカーを学ぶことだ。

また、新しいことに取り組もうとして行き詰っているのであれば、社長の大事な仕事としてドラッカーに取り組むことをお勧めする。ドラッカーの著書は創造的模倣のための事例集だ。

私の質問力とアドバイス力は、ドラッカーの200回を超える読み込みで修得できたと思っている。

プレイングマネジャーである中小企業の社長は、「現場に逃げる傾向」がある。現場のことはわかっているし、そのほうが好きだし、日々、充実感があるからだ。現場に行くことを否定しているわけではない。しかし、社長が現場に行って作業に没頭している間、誰が経営をしているのか。経営者不在の会社で業績を上げることはできるのか。

社長の仕事と現場仕事のバランスで、中小企業の業績は決まる。

企業は社長の能力以上の業績は出せないし、成長できない。ボトルトップ(社長)がボトルネック(最大の弱み)にならないようにすることだ。

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