利益を出すのは会社の義務だ

会社の第一の責務とは

会社と他の組織(役所やNPOなど)を分ける唯一のちがいは「利益をあげるかどうか」だ。

そもそも組織とは、社会に貢献する仕組みだ。たとえば、役所は税金という形で国民の富を再配分しているが、役所自体は富を生み出すことはできない。世のなかで富を生み出している組織は会社だけだ。会社が富(利益)を生み出さなければ国家は破たんする。

私たち、会社に従事している人たちは、国家運営の基盤になる富を生み出す重要な役割を担っているのだ。

ドラッカーは、「利益は会社の唯一の責務ではなく、第一の責務だ」と言っている。つまり、利益を出していない会社は、会社としての第一の責務を果たしていないことになる。あなたの会社は「会社としての第一の責務」を果たしているだろうか。

すぐ黒字、より黒字、ずっと黒字

赤字の会社は一日も早い黒字化を目指している。また、黒字ギリギリの会社は、より黒字幅を増やしたいと努力するだろう。そして、黒字幅が大きな会社は、その黒字幅が続くように願っているはずだ。

これを一文にまとめたのが、「すぐ黒字、より黒字、ず~っと黒字」だ。ただ、これは経営の目標(責務)ではなく、第一の目標にすぎない。

会社の目標には、他にも社員満足、取引先満足、地域社会への貢献などがある。

これらの大前提になっているのが顧客の創造(売上げを創ること)だ。売上げがなければ会社が存在できないからだ。

黒字をもたらすものは独自化あるいは差別化

黒字(利益)の源泉は独自化(他に同じ商品やサービスを提供している会社がない状況)、あるいは差別化(競業商品やサービスより優れている状況)だ。独自化や差別化されていない商品は買ってもらえない。かりに買ってもらえても、価格競争に巻き込まれ、利益が取れない。つまり、利益をもたらすには「独自化」あるいは「差別化」以外にない。
私は、主宰する【ドラコン藤屋のニッチ戦略塾】では塾生の皆さんに「セールスポイント(顧客にとっての魅力)を3つ言えるようにしてください」と指導している。

「顧客ニーズ」と「競争の観点」からみたセールスポイント(顧客にとっての魅力)を3つ言えるようになると経常利益率は5%を超える。

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