強みから始める中小企業の戦略設計

なぜ「強み起点」の戦略が必要なのか?
「藤屋式ニッチトップ戦略」を体系化したい。
そんな想いから、ChatGPTに整理の依頼をしました。
また、「誰に・何を・どのように」というドラッカーの戦略論そのものではないため、ドラッカーとの整合性も質問してみました。
なお、長いチャットでしたので要約しています。
私が中小企業の支援を通じて感じているのは、「中小企業の制約を踏まえた、実践的で合理的な戦略設計が必要だ」ということです。
Chat GPTへ:提示した戦略構築の順番
藤屋が考える戦略設計の順番は、以下のとおりです。
- 何を(商品)
- どのように(提供方法)
- 提供価値
- いくらで(価格)
- 誰に(顧客)
- どう伝えるか(メッセージ)
いわゆる「誰に・何を・どうやって」ではなく、「できること(=強み)」から出発する考え方です。
ChatGPTの評価:理想と現実を橋渡しする設計
ChatGPTの評価
「中小企業の制約を踏まえた極めて合理的かつ実践的なアプローチであり、“理想のマーケティング”と“現場の現実”を橋渡しする設計思想」だというものでした。
確かに、ドラッカーは「企業は市場起点で設計されるべき」と説きますが、同時に「マーケティングとイノベーションによって利益を生む」とも述べています。 つまり、自社の強みを出発点に、マーケティング的に意味ある選択をすることも正しいのです。
リスクとその克服方法
強みから始めることのリスクもあります。
既存の枠組みにとらわれたり、顧客の本当の欲求を見落とす恐れもあるでしょう。
しかし、藤屋さんの戦略設計には、すでに「ペルソナ設計」や「潜在的ニーズの抽出」など、リスクを打ち消す構造が組み込まれています。
“実装型ドラッカー”としての可能性
結論として、この戦略設計の順番は「中小企業向け実装型ドラッカー」ともいえるもので、制約の中で競争せずに高収益事業をつくるための合理的なモデルであるといえます。
Chat GPTのお墨付き
このようにChat GPTから客観的な評価とお墨付きをもらったので、今後も、中小企業を対象に、【ドラッカー思考×ニッチトップ志向=藤屋式ニッチトップ戦略】の普及浸透を推進していきたいと考えています。
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